2018年11月7日、「2018-2019 日本カー・オブ・ザ・イヤー」の10ベストカーが発表された。このあと、11月20日の「10ベストカー試乗会」を経て、12月7日の最終選考会でイヤーカーが決定することになるが、今回はその最終選考の対象となる10ベストカーの中から、三菱のエクリプス クロスを紹介しよう。(掲載は順不同)

4年ぶりに登場した三菱のブランニューモデル

エクリプス クロスは、2018年3月1日に日本で販売開始(受注は2017年12月22日から)された、三菱としては久しぶりのブランニューモデルだ。

三菱のSUVラインアップにおいては、RVRとアウトランダーの間に位置するコンパクトSUVになる。
日本はもちろん、世界戦略車として2017年10月にヨーロッパに先に出荷され、その後オセアニア、北米などにも輸出され、最終的には世界の約80カ国で販売される予定だ。

SUVとしては比較的コンパクトなボディに搭載されるエンジンは、今のところダウンサイジングの1.5L 直4ターボのみだが、将来的にはディーゼルエンジンや三菱が得意とするPHEVの採用も噂されている。

駆動方式は2WDと4WDが用意され、トランスミッションはどちらもCVTとなる。静粛性はかなり高いが、とくに平坦路でのクルージングでは驚くほど静かだ。

そして、ボディにはしっかり感があり、乗り心地もいい。ワインディングロードではしなやかに身をこなす印象だ。走行フィーリングには全体的にクオリティの高さが感じられる。

SUVながらクーペ風のスタイリッシュなデザインに新開発のダウンサイジングターボを搭載したエクリプス クロスの登場により、国産コンパクトSUVマーケットはさらに活性化してきたようだ。日本カー・オブ・ザ・イヤー最終選考会でも健闘が期待されている。

■エクリプス クロス Gプラスパッケージ 主要諸元
●全長×全幅×全高:4405×1805×1685mm
●ホイールベース:2670mm
●重量:1550kg
●エンジン:直4 DOHCターボ
●排気量:1498cc
●最高出力:150ps/5500rpm
●最大トルク:240Nm/2000-3500rpm
●トランスミッション:8速マニュアルモード付きCVT
●タイヤサイズ:225/55R18
●駆動方式:フロント横置き4WD
●車両価格:309万5280円(税込)

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