いまや世界中でスーパーカーが造られているという事実をご存知だろうか。ここでは、日本で見かけることの少ない希少なスーパーカーを紹介していこう。全部のクルマを知っていたら、あなたはスーパーカー博士!(ホリデーオート2018年11月号より)

PHEVを採用して、システム最高出力は1500ps!

「KOENIGSEGG Regera:ケーニグゼグ・レゲーラ」。1994年、スウェーデンの南部にあるエンゲルホルムという町の空軍基地跡に拠点を構えたのが、新興スーパーカーメーカーのケーニグセグだ。創設者は、1971年生まれという若き実業家、クリスチャン・フォン・ケーニグセグ。

そんなケーニグセグが現在生産しているのは、ミッドシップPHEVスポーツのレゲーラだ。2015年のジュネーブ・モーターショーでデビュー。ケーニグセグ社では、80台を限定生産する計画であることを発表している。

エクステリア・デザインは、ケーニグゼグのファーストモデルであるCCプロトタイプからのコンセプトを継承する、水中生物をモチーフに理想的な空力効率を得たものだ。

ケーニグセグ車に共通の、いったん外側に開いてから90度上方に回転させる独特の「ディヘドラル・シンクロ・ヘリックス・ドア」も採用している。

ミッドシップに搭載されるエンジンは。1100psを発揮する、V型8気筒ツインターボ。これに9.27kWhの液冷バッテリーと3基のエレクトリックモーターを搭載するプラグインハイブリッド車だ。システム全体の最高出力は1500psを発生する。またフル充電から50kmのEV走行を可能にしている。(解説:山崎元裕)

画像: ドアは、いったん外に開いてから90度上方に回転するケーニグセグ独特の「ディヘドラル・シンクロ・ヘリックス・ドア」を採用している。

ドアは、いったん外に開いてから90度上方に回転するケーニグセグ独特の「ディヘドラル・シンクロ・ヘリックス・ドア」を採用している。

画像: 車速によってアップダウンする、ハイマウントアクティブリアウイングも採用している。

車速によってアップダウンする、ハイマウントアクティブリアウイングも採用している。

画像: 上質な本革バケットシートとカーボンを多用した、スーパースポーツカーらしいインテリア。

上質な本革バケットシートとカーボンを多用した、スーパースポーツカーらしいインテリア。

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