Toyota Safety Sense搭載で、サポカーSの「ワイド」に相当
世の中ミニバンブームは過ぎ去り、いまはSUVブームの最盛期と言っても過言ではないでしょう。そんな時勢においても新車販売台数ランキングの上位に入り、日産 セレナと並んで勢いの衰えを感じさせないトヨタの5ナンバーサイズのミニバンが、ノア、ヴォクシー、エスクァイアの3兄弟だ。
トヨタはこの3モデルに歩行者も検知するToyota Safety Senseを採用する改良を施し、2019年1月7日に発売した。ウェルキャブも、ベース車と同様の改良を施された。
この衝突回避支援パッケージToyota Safety Senseは、昼間の歩行者検知を含むプリクラッシュセーフティ(レーザーレーダー+単眼カメラ)を採用する。さらに、駐車場でのアクセルとブレーキのペダル踏み間違いなどで、衝突被害の軽減に寄与するインテリジェントクリアランスソナー[パーキングサポートブレーキ(静止物)]も新たに設定(一部グレードはオプション設定)している。
インテリジェントクリアランスソナー[パーキングサポートブレーキ(静止物)]装着車は、「セーフティ・サポートカーS(通称:サポカーS)」の「ワイド」に相当する。
これに合わせ、3兄弟それぞれに特別仕様車を設定した。価格は285万6600円〜339万7680円。
■ヴォクシー ZS “煌 II”
…「ZS」をベースに、内外装のにメッキやシルバー塗装をあしらい、ロアグリルに黒艶塗装を施すなど、より艶やかでクールな印象を際立たせている。
■ノア Si “W×B II”
…「Si」をベースに、内装特別色としてブラック&フロマージュを設定し、ホワイトステッチを施し背面と座面にあしらった専用シート(合成皮革+ファブリック/消臭機能付)を特別装備。さらに、アウトサイド・インサイドドアハンドルにメッキ加飾を施すことで、よりスタイリッシュな印象を際立たせた。
■エスクァイア Gi “Premium Package・Black-Tailored”
…「Gi」をベースに、外装に黒を基調としたスモークメッキを採用。また、センタークラスターパネルやフロントドアスイッチベースなどの内装に、ブラックレーザーライン加飾を施すなど、上質さを創出している。