トヨタがベスト20に12車が入った
乗用車(軽自動車を除く)全体の2018年年間販売台数は2,895,454台で、前年比98.4%と若干減少した。2016年、2017年と前年を上回っていたが、ここに来てひと息ついたようだ。完成検査問題などが販売の足を引っ張ったことは間違いないだろう。

2018年もよく売れたトヨタ アクアが2位。ノートとの差は約1万台だった。
メーカー別ではトヨタが1,503,197台でトップだが前年比は94.8%と苦戦した。圧倒的なシェアを誇っていることは間違いないが5%以上の落ち込んだことも事実だ。
一方で意外だったのは日産が414,129台で前年比105.3%を記録したことだ。また、同グループの三菱自は43,802台で前年比136.6%と大きな伸びを見せた。また、マツダは堅調、前年比104.9%で179,277台。ホンダとSUBARUは前年割れだった。

プリウスがフェイスリフトしたのは12月17日だったので、その効果が反映されるのは2019年。
さて、車名別では日産ノートが首位となった。ノートとして初めてであることはもちろん、実は日産車としても初の快挙だった。ベスト20の顔ぶれを見ると、とにかくトヨタ車ばかりという印象は今回も変わらない。20台中12台がトヨタ車だ。続いてホンダが4台、日産が3台、SUBARUが1台という結果だった。
○2018年乗用車車名別販売台数ベスト20
1位:ノート(日産)             136,324台(98.1%)
2位:アクア(トヨタ)          126,561台(96.2%)
3位:プリウス(トヨタ)         115,462台(71.8%)
4位:セレナ(日産)          99,865台(118.3%)
5位:シエンタ(トヨタ)        94,048台(97.1%)
6位:ヴォクシー(トヨタ)       90,759台(102.3%)
7位:フィット(ホンダ)        90,720台(92.6%)
8位:カローラ(トヨタ)           89,910台(116.1%)
9位:ヴィッツ(トヨタ)         87,299台(96.7%)
10位:ルーミー(トヨタ)          86,265台(109.6%)
11位:フリード(ホンダ)          84,121台(80.6%)
12位:C-HR(トヨタ)               76,756台(65.4%)
13位:タンク(トヨタ)             73,799台(104.2%)
14位:ヴェゼル(ホンダ)     59,629台(92.7%)
15位:アルファード(トヨタ)   58,806台(139.1%)
16位:ステップワゴン(ホンダ)56,872台(122.4%)
17位:ノア(トヨタ)                  56,719台(101.1%)
18位:インプレッサ(SUBARU)54,194台(74.1%)
19位:クラウン(トヨタ)   50,324台(173.0%)
20位:エクストレイル(日産) 50,304台(100.9%)
※( )内は対前年比
 
				
				
 
						
						
 
							 
							 
							