フォルクスワーゲンの注目はやはり新型ゴルフ。しかし、まだ本国でも発表されていない新型が、日本にいつ、どのような形で導入されるかは不明。膨らむ期待から、さまざまな憶測が流れている。(タイトル写真は現行ゴルフ)

T-ロックが鍵を握る2019年のフォルクスワーゲン

フォルクスワーゲンの予想は難しい。フォルクスワーゲンの2019年最大の話題は秋にワールドプレミアが予定されている新型「ゴルフ」であることは間違いない。しかし、その新型ゴルフが2019年内に日本にやってくるかは定かではない。

2年連続で日本市場で前年実績を上回っているだけに、フォルクスワーゲンとしては新型ゴルフで大きく弾みをつけたいところで、2019年末に発表という情報もある。ホイールベースが拡大され、さらに上級にシフトしているという新型ゴルフの日本導入は待ち遠しいが、現実的には、2019年内に日本仕様の概略を発表、2020年春ごろ導入というの最速かもしれない。

一方、ディーゼルエンジンTDIのラインナップ構築を進めるフォルクスワーゲンにとって、そのキーとなる車種はやはりゴルフ。「ゴルフTDI」もしくは「ゴルフGTD」導入という噂が持ち上がっているが、すぐにフルモデルチェンジするであろうモデルに設定するのは不自然となる。

となると、フォルクスワーゲンのハイライトはコンパクトSUVのニューモデル「T-ロック」ということになりそうだ。このところ人気急上昇中のセグメントだけに、フォルクスワーゲン・ジャパンとしても早く導入したいところだろう。このモデルが成功すれば、「T-クロス」も続けざまにやってくるかもしれない。

密かに注目を集めているのが、ポロの1.5Lモデル。新開発の1.5TSIユニットを搭載、これまでの1.0TSIとGTI(2.0TSI)の間を埋めるスポーティモデルの登場により、人気が沸騰するかもしれない。

画像: T-ロックは2017年のフランクフルトショーでデビューしたフォルクスワーゲンの新型SUV。MQBを採用し、ティグアンの下に位置するコンパクトSUVセグメントに属する。パワートレーンは3つのガソリンとディーゼルエンジンをラインナップ。FFと4WDが設定され、DCTと組み合わされる。最新のモデルだけあって先進運転支援システムやコネクテッド機能も充実している。

T-ロックは2017年のフランクフルトショーでデビューしたフォルクスワーゲンの新型SUV。MQBを採用し、ティグアンの下に位置するコンパクトSUVセグメントに属する。パワートレーンは3つのガソリンとディーゼルエンジンをラインナップ。FFと4WDが設定され、DCTと組み合わされる。最新のモデルだけあって先進運転支援システムやコネクテッド機能も充実している。

画像: フォルクスワーゲンブランドでの最小SUVとなるのがT-クロス。2018年10月にワールドプレミアされている。サイズはほぼポロと同等で乗車定員は5人。95〜150psまでの3つのガソリン・エンジンと1つのディーゼルを搭載する。駆動方式はFFで、トランスミッションは5/6速マニュアルと7速DCT。日本に入ってくるのはDCT仕様だろう。

フォルクスワーゲンブランドでの最小SUVとなるのがT-クロス。2018年10月にワールドプレミアされている。サイズはほぼポロと同等で乗車定員は5人。95〜150psまでの3つのガソリン・エンジンと1つのディーゼルを搭載する。駆動方式はFFで、トランスミッションは5/6速マニュアルと7速DCT。日本に入ってくるのはDCT仕様だろう。

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