2年連続日本カー・オブ・ザ・イヤーを受賞、ボルボの存在感はますます高まっているが、そのニューモデルはどんなものが期待されるのか。大きな注目が集まっている。
新型S60が上陸、V60とともに2019年ニューモデル戦線の主役に
2017年にXC60、2018年春に新しいコンパクトSUVとなるXC40を投入、さらに2018年秋には新型V60を導入するなど、ボルボの攻勢はとどまるところを知らない。
2019年はまず話題の新型V60シリーズのラインナップ充実が大きなニュースとなりそう。電動化を進めるボルボらしく、ふたつのプラグインハイブリッドモデル「V60 T6」「V60 T8」がスタンバイ、人気のクロスオーバーSUV「V60クロスカントリー」を待ち望んでいるファンも多いはずだ。
その一方で、フラッグシップとして君臨するXC90のディーゼルモデル追加も注目される。235psの2L 直4エンジンを搭載すると見られるが、その効率の良いパワートレーンによりXC90の人気は再び加速しそうだ。
ニューモデルとしては、8年ぶりのフルチェンジとなるミッドサイズセダンの「S60」の日本上陸がありそうだ。アメリカに新しく建設された工場ですべての車両が生産されること、ディーゼル仕様を設定しないことが話題となっているが、このところプロダクトの魅力が際立つボルボのニューカマーだけに日本導入が待ち遠しいところだ。ユーザーのニーズをキャッチアップした魅力的なクルマ作りを進めて成功しているボルボ、2019年の目玉はV60/S60となるだろう。
もうひとつ、興味深いのが、噂が持ち上がっている「V40」のフルモデルチェンジだが、その詳細はまだ見えてこない。