2019年1月27日、WRC第1戦ラリー・モンテカルロ 最終日デイ4が行われ、シトロエンのセバスチャン・オジェが優勝、7連覇に向けて幸先のよいスタートを切った。2位は2.2秒差でヒュンダイのティエリー・ヌービル、3位はトヨタのオィット・タナックとなった。

最終SS、0.4秒をめぐる接戦をオジェが制す

ラリー・モンテカルロの最終日デイ4は山岳地帯の2本のSSを各2回走行。4本のSSの合計距離は63.98km。路面は全体的にドライコンディションで、雪やアイスバーンに悩まされることなく、スピードの限界で4本のステージに挑むことになった。

最終日を迎えた段階で、トップのオジェと2番手ヌーヴルの差はわずかに4.3秒。ひとつのミスが勝敗を分ける緊張の戦いとなった。

この日のオープニングのSS13でヌーヴルはオジェを1秒上まわり、その差を3.3秒に詰めることに成功。続くSS14はほぼ同タイムながら、SS15でヌーヴルがベストタイムをマークしてタイム差を0.4秒まで縮めた。

そして運命の最終SS16。ここで追い詰められたオジェが渾身のアタックでヌーヴルを1.8秒上まわり、見事に逃げ切った。これでオジェは、フォルクスワーゲン、フォード、シトロエンでラリー・モンテカルロ6連勝を達成。ドライバーズタイトル7連覇に向けて好発進を切ることになった。

ヌービルは2位に終わったものの、これがモンテカルロ最上位。悲願のドライバーズタイトル獲得に向けて、今回の結果は大きな自信となったはずだ。

優勝こそできなかったものの、トヨタも手応えのあるイベントとなった。最終日のSS13、SS14でタナックが連続ベストタイムをマーク。デイ3から6連続ベストで一気に3位に浮上した。デイ2のパンクがなければと悔やまれるところだ。

チームメイトのヤリ-マティ・ラトバラは5位でフィニッシュ。デイ2でパンクにより順位を落としたクリス・ミークは、その後目覚ましいスピードで順位を挽回し6位でラリーを終えている。

次戦WRC第2戦は2月14日〜17日にかけて開催されるラリー・スウェーデン。シーズン唯一のスノーラリーで、スタッド(スパイク)が埋め込まれた雪道専用のスノータイヤで走行するスリリングなハイスピードラリーとして知られる。

画像: 地元モンテで無類の速さを発揮するセバスチャン・オジェ(シトロエン)。モンテ6連勝を達成。

地元モンテで無類の速さを発揮するセバスチャン・オジェ(シトロエン)。モンテ6連勝を達成。

画像: 惜しくも優勝ならなかったティエリー・ヌーヴル(ヒュンダイ )。チャンピオン争いを考えると悪くない結果だ。

惜しくも優勝ならなかったティエリー・ヌーヴル(ヒュンダイ )。チャンピオン争いを考えると悪くない結果だ。

画像: 3位はオィット・タナック(トヨタ )	。2日目のパンクで後退したものの、怒涛の追い上げで順位を挽回。モンテ表彰台は昨シーズンのドライバーズ部門上位3人が占めた。

3位はオィット・タナック(トヨタ ) 。2日目のパンクで後退したものの、怒涛の追い上げで順位を挽回。モンテ表彰台は昨シーズンのドライバーズ部門上位3人が占めた。

2019WRC第1戦ラリーモンテカルロ 結果

優勝 セバスチャン・オジェ/ジュリアン・イングラシア(シトロエン C3 WRC) 3h21m15.9s
2位 ティエリー・ヌーヴル/ニコラス・ジルソー (ヒュンダイ i20クーペ WRC) +2.2s
3位 オィット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤ (トヨタ ヤリス WRC) +2m15.2s
4位 セバスチャン・ローヴ/ダニエル・エレナ (ヒュンダイ i20クーペWRC) +2m28.2s
5位 ヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ (トヨタ ヤリス WRC) +2m29.9s
6位 クリス・ミーク/セブ・マーシャル (トヨタ ヤリス WRC) +5m36.2s
7位ガス・グリーンスミス/エリオット・エドモンドソン (フォード フィエスタ R5) +13m04.6s
8位 ヨアン・ボナート/ベンジャミン・ボウルード(シトロエン C3 R5) +13m56.5s
9位 ステファン・サラザン/ジャック-ジュリアン・レヌッチ(ヒュンダイ i20 R5) +14m06.8s
10位 アドリアン・フォルム/ルノウ・ジャムール (シトロエン C3 R5) +16m03.4s

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