アウディ ジャパンからA4シリーズの頂点に位置する新型RS4 アバントが登場。全国のアウディ正規ディーラーで販売が開始された。

2.9L V6にダウンサイジングして先代を上回るパフォーマンスを発揮

今回発表されたRS4 アバントは、R8やRS6 アバントなど、アウディのハイエンドスポーツモデルの開発拠点であるアウディスポーツGmbHが手がけたA4シリーズのトップモデル。

最高出力450ps、最大トルク600Nmを発揮する2.9L V6ツインターボエンジンを搭載。従来型の4.2L V8に比べ、最高出力は同じながらも最大トルクは170Nmも増強されている。そしてこの高性能エンジンに8速ATとクワトロ4WDシステムを組み合わせ、さらにリアアクスルにスポーツディファレンシャルを装備することにより、優れた高速安定性と操縦安定性を実現している。

0→100km/h加速はわずか4.1秒。その一方で、JC08モード燃費は11.2km/Lと従来型よりも大幅に向上した。

エクステリアは、かつて北米を熱狂させた「アウディ90 クワトロ IMSA GTO」からインスピレーションを得てデザインされ、RSモデル専用のシングルフレームグリルや大型のエアインレット、さらに専用の前後バンパー、リアディフューザーを採用することで、スポーティさを強調している。「アウディ クワトロ 」を彷彿とさせるブリスターフェンダーも新型RS4 アバントの特徴で、これにより標準モデルに比べて全幅は25mm拡大している。

インテリアはファインナッパレザーのスポーツシートをはじめ、フラットボトムのRS革巻きマルチファンクションスポーツステアリングホイール、RS専用のシフトゲート、イルミネーション付きドアシルトリムなどを採用し、スポーティかつエレガントに仕上げられている。また、メーターパネルにはメーターだけでなく、ナビゲーションシステムをはじめ、Gフォース、トルク値などの情報も表示できるアウディバーチャルコックピットを標準装備する。

新型RS4 アバントの車両価格は1196万円。アバントは実用性だけでなく高いスポーツ性能を持つ重要なモデルに位置付けられているが、RSモデルがアバントに設定されたのはそれをよく示している。メカニズム的には先に登場した「RS5」に近いが、さらに熟成して投入していることからも、いかにアウディにとってこのモデルが重要であるかがよくわかる。

画像: 2013年以来6年ぶりのフルモデルチェンジされて登場したRA4 アバント。

2013年以来6年ぶりのフルモデルチェンジされて登場したRA4 アバント。

画像: RSモデルらしいレーシーな雰囲気のインテリア。

RSモデルらしいレーシーな雰囲気のインテリア。

画像: シートはファインナッパレザーのスポーツ仕様。マトリクスヘッドライト、アシスタンスパッケージなどの先進安全装備も充実している。

シートはファインナッパレザーのスポーツ仕様。マトリクスヘッドライト、アシスタンスパッケージなどの先進安全装備も充実している。

画像: 2.9L V6ツインターボエンジンは最高出力450ps、最大トルク600Nmを発揮。

2.9L V6ツインターボエンジンは最高出力450ps、最大トルク600Nmを発揮。

アウディRS4 アバント 主要諸元

●全長×全幅×全高=4780×1865×1435mm
●ホイールベース=2825mm
●車両重量=1840kg 
●エンジン=V6DOHCツインターボ
●排気量=2893cc
●最高出力=450ps/5700-6700rpm
●最大トルク=600Nm/1900-5000rpm
●トランスミッション=8速AT
●駆動方式=4WD
●ハンドル位置=右/左
●JC08モード燃費=11.2km/L
●車両価格=1196万円

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