2019年2月9日、日産自動車とニッサン・モータースポーツ・インターナショナル株式会社(ニスモ)が2019年のモータースポーツ活動を発表した。
フォーミュラEでは早くもポールポジションを獲得
本格的なレースシーズン開幕を目前に控え、日産が2019年のモータースポーツ活動を発表した。
今シーズンのモータースポーツ活動の注目は、すでにシーズンが開幕しているFIAフォーミュラE選手権2018-2019(シーズン5)への参戦開始。フォーミュラE選手権は世界の名だたる自動車メーカーが参戦する注目のカテゴリーで、日産のフォーミュラEプログラムはチャンピオン獲得実績を持つe.damsとのジョイントで開始されているが、3戦目にして早くもポールポジションを獲得するなど期待が高まっている。
国内では今シーズンもSUPER GT GT500クラスに参戦、2019年型NISSAN GT-R NISMO GT500と万全の体制でシリーズチャンピオン奪還を目指す。日産チームの総監督にニスモ最高執行責任者の松村基宏氏が就任、田中利和氏がNDDP RACINGの監督を務める。また、3度のシリーズチャンピオンと16勝を日産/ニスモにもたらした本山哲氏がエグゼクティブアドバイザーとして松村総監督をサポートする。
このフォーミュラEとSUPER GTというふたつのワークス活動を柱に、ニュルブルクリンク24時間レース、インターコンチネンタルGTチャレンジ、SUPER GT GT300クラス、スーパー耐久シリーズなどに参戦するチームに、カスタマーレーシングプログラムを通して支援を行なっていく。
主なモータースポーツ活動は次のとおり。