2019年2月12日、ルノーF1チームは本拠地イギリス・エンストンで2019年シーズン用の最新F1マシン「R.S.19」を発表した。
ルノーF1チームはトップ3を脅かす存在になるか
2018年シーズンは、メルセデスAMG、フェラーリ、レッドブルに次ぐ、コンストラクターズ4位に躍進したルノーF1チーム。ドライバーズ部門でも、ニコ・ヒュルケンベルグがランキング7位、カルロス・サインツJr.が10位の好成績を収めた。
今シーズンは、カルロス・サインツJr.にかわって新たにレッドブルからダニエル・リカルドが移籍。優勝経験豊富なトップドライバーと、安定した速さを見せるニコ・ヒュルケンベルグで、いよいよトップ3進出を狙う。
発表会ではダニエル・リカルドは「ルノーはモータースポーツで偉大なる歴史を持っており、そのフォーミュラ1チームの一員として参加できるのはとてもエキサイティングな挑戦です。チームがさらに飛躍するためのポジティブなエネルギーになりたいですね」とコメント。トップ3を倒す準備はできつつあるようだ。
マシンのカラーリングは、昨年のものと同様、ルノーのコーポレイテッドカラー「イエロー&ブラック」でまとめられている。なお、このマシンの初走行は2月18日からスペイン・バルセロナで行われるF1合同テストになる。