2019年3月6日、ボルボはコンパクトSUVのXC40を一部改良、3月25日に発売する。価格は389万円から559万円。
仕様変更により、ボルボ XC40の先進安全運転支援システムを強化
ボルボ XC40は日本や欧州でカー・オブ・ザ・イヤーを受賞するなど、世界中で高く評価されているプレミアムコンパクトSUVである。これまでのラインアップとは一線を画すポップなエクステリアデザインを持ちながら、安全や走行などの面においては、XC90やV60など従来のボルボ車と同じ方向性で設計されている。
このXC40が一部改良を受けて2019年3月25日に発売される。
今回の仕様変更で、先進安全運転支援システムにふたつの機能が追加される。
後方死角からの接近車両を検知・警告する運転支援機能で、従来から搭載されている「BLIS(ブラインドスポット・インフォメーション・システム)」に、ステアリング・アシスト機能を追加するのだ。
すでに、XC60やV90などに先行して導入されているもので、車線変更や自車線からの逸脱により、隣の車線後方を走行する車両と、衝突する危険が生じた場合にステアリングを修正、衝突回避をアシストするというもの。
そしてもうひとつ、駐車操作を補助する「パーク・アシスト・パイロット」に、被害軽減ブレーキ機能が追加される。駐車中にセンサーが前後の予想進路内をチェック、車両や歩行者を検知した場合、自動的にブレーキをかけて停止するというもの。
この仕様変更にともなって、「T4」グレードを除くすべての車両価格が10万円引き上げられている。
ボルボ XC40の価格(3月25日以降)
T4 389万円
T4 モメンタム 449万円
T4 AWD モメンタム 469万円
T4 AWD Rデザイン 499万円
T4 AWD インスクリプション 509万円
T5 AWD Rデザイン 549万円
T5 AWD インスクリプション 559万円