お約束?のドーナツターンも披露!
今回設定されたコースは、いちょう並木の直線部分の約3分の2を走り、突き当たりで右に曲がって周回路を少し走り、折り返して戻ってくるというもの。800m弱のコースを2台が2往復ずつするという。好天にも恵まれ、神宮外苑のいちょう並木に集まった観衆は約1万人!
まずはオープニングセレモニーの後、ドライバーのピエール・ガスリー選手とマックス・フェルスタッペン選手がアストンマーティン車に乗ってコースの下見を兼ねてパレード。
準備が整ったところで、ガスリー選手からスタート! 実際のレーシングスタートのようにオーバーレブさせながら、轟音とともに加速していく。1往復目は、あっという間に走り抜けてしまった。2往復目は、ファンの期待を裏切らず? お約束のドーナツターン(アクセルターンで路面にドーナツ状のブラックマークを残す)もやって見せてくれた!
フェルスタッペン選手も同様に、2往復目にはドーナツターンを見せる。これで終わりかと思ったら、なんと2台でもう1往復走って見せてくれたのだった。これには観衆も大喜び!
ショーランの後、ガスリー選手は「F1で東京の道を走れるなんて、本当に最高だ! しかも、こんなに大勢の前で走れるなんて。これからもチャンスがあれば走ってみたいね」と語った。フェルスタッペン選手も「日本のファンの皆さんが大勢来てくれてうれしい。次はスズカで会いましょう」と語った。
今シーズンのマシンや抱負についてはふたりとも「ホンダエンジンは信頼性にも優れ、良いテストができた。今シーズンの目標は、まずオーストラリアGPが終わった時点で考えていきたい」と語った。
なお、今回ショーランで走ったマシンは、レッドブルのイベント用のショーカー「レッドブルF1」であり、外観はレッドブルの最新F1マシン「RB15」風のスタイリングだが、スペックなどは一切公表されていない。