全線開通から50年を経て老朽化した床板の取替工事などを実施
小田原厚木道路は、東名高速道路の厚木ICから小田原市早川の小田原西ICまでを結ぶ総延長31.7kmの有料道路。開通は1969年3月だから、ちょうど50年経過したことになる。路面の老朽化などに伴う今回のリニューアル工事は、以下の3箇所となる。
<1>2019年5月7日(火)から7月19日(金)まで、平塚本線料金所(TB)~大磯インターチェンジ(IC)間の観音寺(かんのんじ)高架橋(下り線)の老朽化したコンクリート床版を新しい床版に取替える工事のため、昼夜連続・対面通行規制を実施。
<2>5月7日(火)から7月5日(金)まで、小田原西ICの箱根方面から厚木方面へ向かう風祭(かざまつり)高架橋Aランプウェイ(ランプ)の老朽化したコンクリート床版を新しい床版に取替える工事のため、ランプ閉鎖を実施。
また、西湘バイパス箱根口ICの国道1号から小田原方面へ向かうBランプ、Cランプの舗装を補修する工事のため、ランプ閉鎖を実施。
なお、6月中旬から下旬までの間(うち平日3昼夜連続)で、床版取替に伴う舗装段差修正工事のため西湘バイパス 箱根口IC~石橋IC間のランプ閉鎖を合わせて実施する。
<3>5月7日(火)から7月5日(金)まで、小田原東ICから荻窪IC間の川端(かわばた)高架橋(上り線)を耐震性・車両の走行性向上及び振動・騒音の対策として、隣り合う鋼製桁及びコンクリート床版の連結工事のため、昼夜連続・車線規制を実施。
昼夜連続・対面通行規制期間中は、走行可能な車線数が2車線から1車線に減少することから、平日の朝夕、土日祝日を中心に小田原厚木道路で、最大20kmm程度の渋滞が予想される。
この時期に小田原厚木道路の利用を予定している人は、最新の交通情報を確認して、東名高速や西湘バイパスなどへの迂回や、出かける時間の変更を検討したほうが良いだろう。
このリニューアル工事の実施に合わせ、NEXCO中日本ではドライバーに渋滞を避けて通過してもらうことで小田原厚木道路の渋滞緩和を図る「小田原厚木道路リニューアル工事渋滞減らし隊キャンペーン」を実施する。
これは、専用アプリをスマートホンやタブレット端末などに事前にダウンロード・登録すると、対象期間に対象の路線区間や時間帯に利用した人すべてを対象にサービスエリアで利用できる電子クーポン券がもらえるというものだ。詳細に関しては、NEXCO中日本のホームページで確認して欲しい。