ギアチェンジ操作不要だから、AT限定免許でも運転可能!
BRP(ボンバルディア・レクリエーショナルプロダクツ)は、スノーモービル、水上オートバイ、ATV(全天候対応車)などを製造するカナダのメーカーだ。世界で初めてスノーモービルや水上オートバイを製造したボンバルディア社から2003年に独立した。
そんなBRP社の日本法人、BRPジャパンが2013年から日本に導入しているのが、3輪モーターサイクルの「Can-Am スパイダー」だ。前2輪、後1輪のトライクで、排気量は1300cc。日本では普通自動車免許で運転できる(しかもAT限定でも可)ので注目を集めた。
そして今回、新たに登場したのが「Can-Am ライカー」だ。スパイダーよりも軽量小型化され、ミッションもCVTを採用してギアチェンジ操作不要(スパイダーはセミATなのでクラッチ操作は不要だがマニュアルシフトだった)となった。
グレードは、2気筒600ccエンジン(47hp)を搭載するライカー600、3気筒900ccエンジン(77hp)を搭載するライカー900と、同じエンジンでラリータイヤ&強化ホイール、スキッドガードなどを装着したライカー ラリーエディションの3種類がある。
カラーパネルやバッグ類などアクセサリーパーツは豊富に用意されており、7万5000通りものカスタマイズが簡単に可能だ。
価格(税込み)は、ライカー 600が135万9000円、ライカー 900が159万9000円、そしてライカー ラリーエディションが176万4000円。運転に必要な免許は普通自動車用だが、車両的には側車付き二輪車になるので車庫証明は不要。セカンドカーには、こんな選択もありかもしれない。発表会の当日、チョイ乗りだが試乗もできたので、近日中に試乗レポートもお届けする予定だ。