最新のコンセプトカー「IMs」と「IMQ」も出展
今回ワールドプレミアされる新型セダンは、まだ画像などは公開されていない。エクステリアとインテリアに日産の特徴的な最新のデザインが採用され、数々の「ニッサン インテリジェント モビリティ」技術が搭載されている、ということだけアナウンスされている。
ホリデーオート編集部では、この新型セダンは次期シルフィ(北米市場では次期セントラ)ではないかと推測している。
日本市場でも現行型シルフィは販売されているが、月間販売台数はトップ50にも入らない少なさ。国産のセダン離れが著しい日本のマーケットで、シルフィの次期モデルが発売されるかどうかは微妙なところだ。
なお、日産は上海モーターショー2019に、先進の技術とデザインを採用し、将来の「ニッサン インテリジェント モビリティ」を体現する電動駆動のコンセプトカー「IMs」と「IMQ」をあわせて出展する。
IMsは2019年のデトロイトモーターショーで世界初公開された、進化したスポーツセダンのコンセプトカー。100%電気自動車だからこそ実現できる魅力的なデザインと広々とした室内に革新的なシートレイアウトを採用している。
自動運転モードで走行中はステアリングが格納され、快適なドライビングを提供する。マニュアル運転モードでは、先進の電気自動車ならではのワクワクする高性能な走りを楽しむことができる。
IMQは2019年のジュネーブモーターショーで世界初公開された、クロスオーバーのコンセプトカー。電動モーターとモーターを駆動するための電気を発電するガソリンエンジンを組み合わせた「e-POWER」を搭載している。
電動モーターのみで駆動するため、100%電気自動車と同様の俊敏で力強い走りを楽しむことができる。高いベルトラインが印象的でアグレッシブ那須タイルも特徴的だ。
上海モーターショー2019は、4月18日から25日までが一般公開日となる。