クルマ擬人化マンガ「ウチのクルマがこんなに可愛いわけがない!?」…略して「ウチクル!?」の第24話「スバル360ヤングSSちゃんは語りたい」。今回の主人公は、スバル360のモデル最末期に追加されたハイスペックのスポーツバージョンだ。漫画:鈴木秀吉
ウチクル!? 第24話「スバル360 ヤングSSちゃんは語りたい」
スバル360 ヤングSS(1968年11月30日発売)
1960年代後半の軽自動車業界に、ホンダN360(1967年3月/31ps)を火付け役とするハイパワー競争が巻き起こった。N360T(1968年9月/36ps)やスズキ フロンテSS(1968年11月/36ps)などと同時期に、スバルも「ヤングSS」を投入。ソレックス・ツインキャブの採用やストライプのついたボンネット、黒を基調とした内装など、当時の若年層にアピールする装備が多く採用されていた。しかし、ベースモデルが1969年8月に生産終了したことで、短命に終わってしまった不運のグレードでもある。
スバル360 ヤングSS(4速MT)主要諸元
●全長×全幅×全高=2995×1300×1335mm
●ホイールベース=1800mm
●車両重量=425kg
●エンジン=EK32型 空冷2ストローク 直2
●排気量=356cc
●最高出力=36ps/7000rpm
●最大トルク=3.8kgm/6400rpm
●トランスミッション=4速MT
●駆動方式=RR
●車両価格=38万5000円(発売当時)
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