2019年7月23日と24日の2日間、FIA世界耐久選手権(WEC)2019-2020年シーズンの公式プロローグテストがスペイン・バルセロナのカタルニアサーキットで行われ、新型トヨタTS050ハイブリッドは順調にシェイクダウンテストを終えた。WECの2019-2020年シーズンは9月1日にイギリスのシルバーストンサーキットで開幕する。

16時間以上にわたるテストをノートラブルで終了、全体のトップタイムも記録

昨シーズン最終戦のル・マン24時間レースからまだ5週間しか経っていないが、新しいシーズンの開幕はすでに5週間後に迫っており、今回のプロローグテストではすべてのチームが入念にマシンのチェックを行った。

TOYOTA GAZOO Racingは今シーズンへ向け空力パッケージを変更した新型TS050ハイブリッドをシェイクダウン。2016年のデビュー以来踏襲してきたモノコックに変更を加えた2019-2020年仕様は、合計16時間以上にわたるテストをノートラブルで終了、期待通りの高い信頼性を示した。

2台のTS050ハイブリッドは合計917周、4268kmを走破。このテストの後は開幕戦シルバーストーンまでテストの機会がないため、このプロローグテストは重要な意味を持っていた。とくに今シーズンのTS050ハイブリッドは昨シーズンの開幕時に較べて規定最低重量が40kg増加し、またシーズン中に追加のハンデが課されることも予想されるので、車両重量の増加の影響は重要なポイントとなった。ただし、WECではこれまでにバルセロナで走行したことがないためタイムの比較はできない。

2日間全4回の走行セッションで、7号車のTS050ハイブリッドが1分29秒141でトップタイムを記録。8号車も0.046秒差の2番手タイムをマーク、全体のトップ2を独占したが、LMP1クラスのレベリオン1号車が7号車から0.267秒差の3番手につけている。

テストを終えた小林可夢偉(7号車)は「多くの周回をこなすことができテストは順調でした。新シーズンへ向けてのテストはこれで終わりですが、チームはこれから開幕戦シルバーストーンへ向けて多くの作業を進めていきます」。また中嶋一貴(8号車)は「暑くて大変でしたが、テストは順調で、車両セットアップやタイヤについて多くを学ぶことが出来ました。新しいパッケージでの初走行は順調でしたし、今回のアップデートには満足しています」と語っている。

画像: 順調にテストを重ねる新型トヨタTS050ハイブリッド。7号車がトップタイムをマーク。

順調にテストを重ねる新型トヨタTS050ハイブリッド。7号車がトップタイムをマーク。

画像: 新型トヨタTS050ハイブリッド。WEC連覇、ル・マン3連覇を狙う。

新型トヨタTS050ハイブリッド。WEC連覇、ル・マン3連覇を狙う。

画像: 2019-2020年仕様の新型トヨタTS050ハイブリッド。2016年のデビュー以来踏襲してきたモノコックに変更が加えられ、空力パッケージも見直されている。

2019-2020年仕様の新型トヨタTS050ハイブリッド。2016年のデビュー以来踏襲してきたモノコックに変更が加えられ、空力パッケージも見直されている。

2019-2020 FIA世界耐久選手権(WEC)カレンダー

第1戦 2019年9月1日 シルバーストーン4時間
第2戦 2019年10月6日 富士6時間
第3戦 2019年11月10日 上海4時間
第4戦 2019年12月14日 バーレーン8時間
第5戦 2020年2月1日 サンパウロ6時間
第6戦 2020年3月20日 セブリング1000マイル
第7戦 2020年5月2日 スパ6時間
第8戦 2020年6月13-14日 ル・マン24時間

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