2019年も多くのニューモデルが登場した。Webモーターマガジンの「写真蔵」で紹介したモデルの中で、人気の高かったトップ10をプレイバックして紹介しよう。第1回はアストンマーティン第3のミッドシップ ハイパースポーツカー「ヴァルハラ」だ。
価格は約1億5000万円!?
公道走行可能なウルトラカーのヴァルキリー、サーキット専用のヴァルキリー AMRプロに続く、アストンマーティン第3のミッドシップ ハイパースポーツカーが「ヴァルハラ」だ。
2019年9月に日本初公開されたモデルは、まだエンジンレスのデモカーだが、内外装は市販されるモデルとほぼ変わらない。
レッドブル・アドバンスド・テクノロジーズとの共同開発で生まれたヴァルハラは、公道走行可能な車両としては驚異的なダウンフォースを発生する、最高のエアロダイナミクスを実現している。ボディはカーボンファイバー製。
ミッドシップに搭載されるパワーユニットはハイブリッドのV6ターボで、1000bhpの最高出力を目標としている。組み合わされるトランスミッションは、8速DCT。
スタイリングはヴァルキリーと似ているが、最大の違いはコクピットの居住性だ。前ヒンジで開くLMP1スタイルのドアは乗降性が良く、スマートフォンを利用するインフォテインメントシステムなど、快適装備も充実している。
世界限定500台は既にオーナーが決まっており、日本にも十数台が導入予定。ちなみに日本での価格は、約1億5000万円。デリバリーは2021年後半からの予定だ。