2020年に導入予定の新型208やe-208も参考展示
残念ながら東京モーターショー2019には出展しないプジョーだが、独自のイベントを六本木ヒルズで開催する。日本での販売台数は4年連続で前年を上回り、2019年は15年ぶりに1万台の突破を目指しているプジョー。世界的には、2025年までには全ラインアップに何らかの電動車(フルEVだけでなく、PHEVなども含む)を設定すると公言している。
そんなプジョーが日本で開催するイベント「プジョー ショー2019 - アンボーリング・ザ・フューチャー」。このタイトルは「退屈な未来は要らない」という意味で、プジョーの新しいブランドビジョンでもある。テクノロジーに支配されず、感動にあふれたクルマ創りを続けていくというプジョー ブランドの想いであるという。
今回のイベントでは、そんな「アンボーリング・ザ・フューチャー」を具現化した、新型208、BEV(電気自動車)のe-208、そして日本初導入が発表されたばかりの新コンセプトMPV リフターのお披露目、さらにフラッグシップ サルーンの508や人気SUVの5008などの現行車種も展示される。また、308SW、508、3008の各モデルに会場周辺で試乗もできる。
■新型208
2019年3月のジュネーブ モーターショーでワールドプレミア。日本仕様の詳細は未定だが、展示車は1.2Lターボ+8速ATの組合せ。プジョーの新デザイン言語と新コンパクトプラットフォームCMPを採用し、最新の先進運転支援機能や新世代の3D i-コクピットを備える。
■e-208
内燃機関の208と同時に発表された、フルEVの208。136hp/340Nmを発生するモーターを搭載し、最高速度は150km/h。バッテリー容量は50kWhで、フル充電なら340kmの走行が可能。普通充電とCHAdeMOの急速充電の両方に対応している。
開催日時は、10月19日(土)〜26日(土)の11時〜20時。体験試乗は、11時〜18時。
会場は、六本木ヒルズの大屋根プラザとヒルズカフェ/スペース。
入場は無料だ。
新型208とe-208の正式な日本導入は2020年の第3四半期、リフターも第3四半期後半(夏ごろ)が予定されている。この機会を逃すと、しばらくは日本で実車を見られないだろうから、プジョー ファンはもちろん、クルマ好きなら覗いてみることをオススメする。