装備の見直しを図ってシンプルに、かつ機能性を重視
リューギは、光岡自動車が先代のトヨタ カローラ(アクシオ)をベースにカスタマイズして販売しているミディアムセダンだ。カローラフィールダーをベースにしたワゴンもラインアップする。現行型は2014年6月から、ワゴンも2016年1月から販売されている。
コンパクトセダンのビュート(日産マーチがベース)とフルサイズセダンのガリュー(日産ティアナがベース)の中間に位置するリューギは、ほかの2台同様クラシカルなスタイリングが特徴だ。車名は「ある物事に対するその人なりの、やり方、スタイル」を意味した「流儀」に由来している。
今回の特別仕様車「EX」は、リューギのスタイリングなどはそのままに装備の見直しを図り、シンプルかつ機能性を重視したもの。ベース車であるカローラアクシオとフィールダーが2019年9月にフルモデルチェンジしたことにより、従来型は法人向けのEXシリーズに整理された。そのため、リューギのラインアップも特別仕様車の「EX」になった。
セダン、ワゴンともエンジンは1.5Lと1.5L+モーターのハイブリッドを設定。ハイブリッドは2WD(FF)のみだが、1.5Lエンジン車は4WDも選べ、また2WDのトランスミッションはCVTと5速MTが用意されている(4WDはCVTのみ)。また、全車にプッシュボタンスタートシステムとスマートキーを標準装備している。
車両価格(税込)は、セダンのリューギ EXが15EX(2WD・5速MT)の246万7300円〜ハイブリッド EX(電気式無段変速機)の323万6200円。リューギ ワゴン EXが15EX(2WD・5速MT)の258万8300円〜ハイブリッド EX(電気式無段変速機)の340万2300円となっている。