安全性能を高めたのが大きなポイント
2019年に誕生30周年を迎えたマツダ ロードスターは、2019年9月末時点で累計販売台数109万台を突破した。10月13日には、ロードスターファンによる「ロードスター30周年ミーティング」が広島県三次市のマツダ三次試験場にて、2200台のロードスターと3500名の参加者を集めて開催された。
こうした人気の背景には常に商品をリフレッシュして、魅力を維持しているということがある。今回の一部改良では、ボディカラーにマツダ3から採用している「ポリメタルグレーメタリック」を追加し、インテリアではステッチカラーを従来の赤から明るいグレーに変更するなど、内外装の質感向上を図った。
そして「アドバンスト・スマート・シティ・ブレーキ・サポート(アドバンスト SCBS)」に夜間歩行者検知機能を全機種に追加して、先進安全性能をさらに高めたことが大きなポイントとなっている。
また、「マツダ ロードスター」では、RAYS社と共同開発した鍛造16インチアルミホイールを設定。約3.2kgのバネ下重量の軽量化を実現した。さらに、RAYS社製ホイール装着車にはブレンボ社製フロントブレーキをオプション設定する。
「マツダ ロードスター RF」では、バーガンディ・レッドのナッパレザーインテリアを採用した新グレード「VS バーガンディセレクション」を追加設定した。
一部改良と同時に発表されたマツダロードスターの特別仕様車「シルバー・トップ」は、グレー色の幌を採用し、これまでのロードスターとは異なる、モダンで落ち着いたモデルだ。
車両価格(税込)は、ロードスターが「S」の260万1000円〜「RS」の333万4100円。ロードスター RFは、「S」の343万9700円〜「RS」の390万0600円。特別仕様車「ロードスター シルバー・トップ」は、6速MT仕様が316万9100円/6速AT仕様が328万4600円となっている。