今年で4年目となる竹岡 圭さん主宰の「圭rally project」(http://www.kei-rally.com)。このコーナーではその活動の模様を彼女自身の手で綴ってもらいます。

車両火災でSS1がキャンセルに

さて、いよいよ「新城ラリー2020」(愛知県新城市/3月13日~15日)が始まりました。ですが、ですがですよ。なんとDAY1の朝起きたら…雨だったんですよぉ~。業界では霊験あらたかとまで言われるほどの晴れ女の私ですが、なぜかラリーは雨が降るんですよねぇ…(悩)。

ところがこの新調したレーシングスーツ、曇天や雨天だとより前作より鮮やかになったピンク色が冴えわたるようで…、お目立ち度満点でした(笑)。

さて雨天というわけで、タイヤはヨコハマADVANA052をチョイス。今回はタイヤが6本しか使えないということで、A052を4本、A08Bを2本で申請してみました。ちなみにA08Bの方はドライ路面特化型と言いますか、気温や路面温度が高くてもへこたれないタイヤなんですよね。

さて、いざSS1へ向かいますが、TC(タイムコントロール)の手前で、先が進まなくなったんです…。しばらく待っていると、なんと車両火災の連絡が! 結果として、SS1は途中でキャンセルになってしまいました。

なんと消防車が5台出動する、全焼の車両火災だったんですって…。幸いクルーは無事で本当によかったです。でも、無念ですよね…。

オルタナティブルートを使って、SS2へ向かいます。ちなみにオルタナティブルートというのは、何か起こった時にはこのルートを通って次へ向かってくださいねというコマ図。

ラリーって、本当にいろいろな準備が大変なんですよね。主催者、関係者、オフィシャルスタッフのみなさまには、本当に頭が下がるばかりです。

画像: DAY1はあいにくの雨のスタート。この後、コース上で大きなアクシデントが待ち構えていた。

DAY1はあいにくの雨のスタート。この後、コース上で大きなアクシデントが待ち構えていた。

新コンビなのでもっと走りたかったんですが・・・

コ・ドライバーの山田さんが、これまで毎年の「新城ラリー」でスイーパーカー(大会主催者がコースの確認のために最後に走らせる車両)を走らせていることもあり、なんなくSS2にたどり着き、今度は無事にスタート!と、思ったのですが…。

今度はSSを途中まで走ったところで、クルーのひとりがストップサインを出していました。どうやら、数台前のクルマが転倒し、コースをふさいでしまったということ。幸いクルーは無事だということで、その後はゆっくりとスルーしてSSを通り抜けます。

SS1やSS2のようなアクシデントがあった場合は、救済措置としてそれなりのタイムが適宜与えられることになるのでその点は安心ではあるのですが、雨天ということで、路面がかなり滑るので、気を付けないと!と、改めて身が引き締まる思いがしました。

そしてSS3は無事走り切ることができまして、つまり午前中はSS1本で終了となりました。なんだか今日は全然疲れてないね~、当たり前か~などと言いながら、サービスへ。ちなみにサービス明けの午後、SS4はSS1と同じコースのため、キャンセルに。SS5とSS6を走って本日は終了です。

つまりこの日のスペシャルステージは3本。今回は無観客開催のため新城総合公園内のSSS(スーパースペシャルステージ)がなくなったので、距離が短くなっていたため、なんとなく不完全燃焼でDAY1を終えることになりました。初コンビの山田さんとできるだけ息を合わせるべく、少しでもラリーマイルを稼ぎたかったんですけどね。<続く>(文:竹岡圭/写真:原田 淳)

画像: 雨にも負けず・・・いつも笑顔の竹岡圭さん。

雨にも負けず・・・いつも笑顔の竹岡圭さん。

画像: 竹岡 圭:クルマ専門媒体を始めBS日テレ「おぎやはぎの愛車遍歴NO CAR ,NO LIFE!」、JFNラジオ「Car Life Up To You」、テレビ神奈川「なかなか日本!~高速道路女子旅~」など幅広い分野で活躍するタレント・モータージャーナリスト。日本自動車ジャーナリスト協会副会長、日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員も務める。

竹岡 圭:クルマ専門媒体を始めBS日テレ「おぎやはぎの愛車遍歴NO CAR ,NO LIFE!」、JFNラジオ「Car Life Up To You」、テレビ神奈川「なかなか日本!~高速道路女子旅~」など幅広い分野で活躍するタレント・モータージャーナリスト。日本自動車ジャーナリスト協会副会長、日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員も務める。

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