最新モデルに採用されている運転支援機能は、使いこなせばとても便利である。運転に不慣れな人ほどそれを感じるはずだ。
画像: 運転に不慣れな女子の試乗体験記は(https://dino.network/activity/17346185)でも読める。

運転に不慣れな女子の試乗体験記は(https://dino.network/activity/17346185)でも読める。

慣れてしまえば、運転は楽でいっそう楽しくなる

クルマの最新モデルには先進技術が搭載され、さまざまな機能が装備されている。その中には使い方を知っていると、とても便利なものが多いのだが、ただしそれは運転に熟練しているか不慣れかで、感じ方も違うのではないかと考えた。

そこで、普段あまり運転しない女性が最新機能を搭載したBMW M135iでドライブに行くとどのような機能を便利だと感じるのかを検証してみた。今回の試乗参加者は、以前、BMWドライビングエクスペリエンスレディースコースで運転練習をしたWeb編集者の川村さんである。

画像: ACCは初めて使うと、スイッチが何を表現しているのかわからないという。しかし慣れると簡単のようだ。

ACCは初めて使うと、スイッチが何を表現しているのかわからないという。しかし慣れると簡単のようだ。

試乗コースは、編集部のある新橋から千葉県勝浦市にあるイタリアンカフェでランチして、また都内に戻るというルートである。高速道路、ワインディングロード、市街地などさまざまな条件で運転に不慣れは女子はBMWの最新機能をどのように感じたのだろうか。

まずは「ACC」機能である。川村さんによると「これは最初、使うのが怖かったが、高速道路で起動方法や利便性を覚えると運転がとても楽になった」という。少し走ると運転に慣れたようで肩から力が抜けたのだろう。これなら長距離を運転していても疲労度が全然違うはずだ。また「アクセルペダルから足を離すのは斬新な感じがした」とも言う。

画像: 駐車スペースを認識して方向を指定すれば自動でそのスペースに駐車してくれる「パーキングアシスト」。

駐車スペースを認識して方向を指定すれば自動でそのスペースに駐車してくれる「パーキングアシスト」。

次は「パーキングアシスト」機能である。実は川村さんは駐車が苦手だという。聞くと運転中に嫌いなことの1位だという。しかし実際に使うと実にスムーズに使いこなせ、「駐車が一番苦手な私もこれがあるだけで安心です」と言っていた。 

画像: 車両が直前に前進したルートを最大50mまで記憶し、同じルートをバックで正確に戻ることができるという「後退アシスト」機能。

車両が直前に前進したルートを最大50mまで記憶し、同じルートをバックで正確に戻ることができるという「後退アシスト」機能。

そして「リバースアシスト」機能だ。リバースギアに入れるとディスプレイに「後退アシスト」と表示される項目にチェックを入れるだけで簡単に使え、直前に走った50mのルートをそのままバックで戻るという機能である。

「すれ違いができなような狭い道を走ると、前からクルマが来たらどうしようと思うのですが、これがあればまったく心配いりません。躊躇なく狭い道に入れます」と話す。

画像: 目的地になった房総半島の海沿いのカフェに無事に到着。ランチ後は都内に向けてドライブを楽しんだ。

目的地になった房総半島の海沿いのカフェに無事に到着。ランチ後は都内に向けてドライブを楽しんだ。

ほかにも「オートライト」は、ヘッドライトの点け忘れがなくなるし、「ステアリングアシスト」は長距離運転で集中が切れてしまうときでも安心、「障害物感知」や「リバースカメラ」は「バックするときに音とディスプレイに映し出される映像の変化で障害物がわかりやすく、今回のドライブでもこの機能に助けられたというシーンが多くありました」という。

BMW M135iに搭載されている機能は、その使い方を知り、使いこなせば便利なものばかりである。それは初心者でも熟練者でも同じだということがはっきりした今回のドライブ企画であった。そしてこれに気を良くした運転に不慣れな女子、川村さんが「次、どこに行こうかな」と目を輝かせていたのが印象的だった。(文:千葉知充)

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