ヘリテージとクラフトマンシップの融合
ヨーロッパには新たな刺激を求めて大陸を巡る「グランドツアー」という伝統がある。それは100年前からベントレーが追求しているテーマであり、それを具現化したのがコンチネンタルGTである。
コンチネンタルGTはベントレーの屋台骨を支えるモデルで、伝統のクラフトマンシップと革新的技術を融合させ、真のラグジュアリーとは何かを表現している。現行型は第3世代モデルでゴージャスで流麗な2ドアの4シーターデザインが特徴だが、これまでと決定的に異なるのがそのスタイリングで、より低く、ワイドで迫力あるプロポーションが強調される。
基本プラットフォームは、ポルシェ パナメーラなどと共通するMSBを採用、トランスミッションは8速DCTを搭載し、よりスポーツ性が高められた。
コンチネンタルGTのボディタイプは、クーペとコンバーチブルが用意され、それぞれにW12気筒ツインターボエンジンとV8ツインターボエンジン搭載モデルを揃える。排気量は前者が6L(635ps/900Nm)、後者が4L(550ps/770Nm)となる。また気筒休止システムも採用されている。
ベントレー コンチネンタルGT
■2017年12月19日:W12モデル発表、2019年9月17日:V8 クーペ追加、2019年9月17日:V8 コンバーチブル追加
■車両価格:クーペ 2498万1000円/2680万7000円(V8/W12)、コンバーチブル 2736万8000円/2941万4000円(V8/W12)
ベントレー コンチネンタルGT V8クーペ 主要諸元
●全長:4850mm
●全幅:1965mm
●全高:1406mm
●ホイールベース:2851mm
●車両重量:2165kg
●駆動方式:4WD
●エンジン:4L V8DOHCツインターボ
●最高出力:550ps/6000rpm
●最大トルク:770Nm/2000-4500rpm
●トランスミッション:8速DCT
●0→100km/h加速:4.0秒
●0→200km/h加速:−
●最高速:318km/h
●WLTP燃費:8.9km/L