2020年8月19日、メルセデス・ベンツ日本はSUVのGLCとクロスオーバーSUVのGLCクーペに、特別仕様車「ナイトエディション(GLC220d 4MATIC Night Edition)」を設定し台数限定で発売した。

400Nmを発生する2Lディーゼル搭載のGLC220dがベース

メルセデス・ベンツのミドルクラスSUV「GLC」と、これをベースにクーペフォルムを与えられたクロスオーバーSUV「GLCクーペ」は全長4.7m前後/全幅1.9m前後とミドルサイズで、同ブランドのSUVでもっとも多くの販売台数を記録する中核モデルである。

2019年10月には内外装デザインを刷新するとともに、対話型のインフォテインメントシステム「MBUX(メルセデス・ベンツ ユーザーエクスペリエンス)」を導入。さらに最新の安全運転支援システムを採用するなどのマイナーチェンジを受けている。

画像: 2Lディーゼルエンジンを搭載したGLC(右)とGLCクーペ(左)をベースにした特別仕様車。ボディカラーは白と黒の2色がそれぞれに用意される。

2Lディーゼルエンジンを搭載したGLC(右)とGLCクーペ(左)をベースにした特別仕様車。ボディカラーは白と黒の2色がそれぞれに用意される。

そして今回、両モデルに特別装備を多数採用した限定車「GLC220d 4マティック ナイトエディション」が発売された。GLCは200台(794万円)、GLCクーペは100台(826万円)となる。ボディカラーは黒(オブシディアンブラック)の他に白(有償カラー・ダイヤモンドホワイト)も用意される。

フロントとリアの外装をスポーティにするAMGスタイリングパッケージをベースに、フロントグリルやサイドウインドウモール、リアバンパー、ルーフレールなどにブラック塗装を施している。また、19インチのAMGアルミホイールはハイグロスブラックペイントとして、スポーティな印象をに仕上げている。

画像: この限定車はすべて右ハンドル。また、ブラックのレザーARTICOシートとサンルーフも特別装備されている。

この限定車はすべて右ハンドル。また、ブラックのレザーARTICOシートとサンルーフも特別装備されている。

インテリアには、通常モデルで設定のないレザーARTICO素材を生地に用いたブラックシートを特別装備、インテリアトリムにブラックアッシュウッドを採用するなど、統一感ある落ち着いた雰囲気にまとめられている。また、GLCにパノラミックスライディングルーフを、GLCクーペにガラススライディングルーフを装備して開放感も高められている。

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