内外装にディープレッドのアクセントカラーを配置
シトロエンブランドのなかでももっとも小さなSUVである「C3エアクロスSUV」は、全長4160mm/全幅1765mmというサイズで日本市場で人気の高いセグメントに位置する。また、シトロエンらしいポップでユニークなデザインから注目を集めている。ただしライバルも多く2020年6月にデビューしたばかりの日産 キックスや、9月に発売予定のトヨタ ヤリスクロスなどがひしめく。
このC3エアクロスSUVに、シックなダークカラーをまとった特別仕様車「Cシリーズ シックエディション」が288万円で発売された。
ボディカラーは2種類用意されて、グリプラチナム(グレー)かナチュラルホワイトのモノトーンから選ぶことになる。また、このモデルの特徴のひとつとなっていたリアクオーターのベネチアンストライプをあえて廃し、その上でフロントフォグランプまわりやドアミラーカバーなどにマット塗装のディープレッドアクセントを配置されている。
派手すぎないシックなアクセントはインテリアにも配置され、ツイード調素材を採用した前後シートのショルダー部分や、フロアマットにステッチを施すなど印象を強めている。このほかにもテップレザーダッシュボードを、走行性能を高めるグリップコントロール(ヒルディセントコントロール付き)を標準装備としている。
ちなみにグレード名にあるCシリーズの「C」とは、シトロエン創立以来追求してきたたコンフォート(快適/Comfort)のCであり、この特別仕様のコンセプトであるシック(上品・オシャレ/Chic)のCでもあるという。
シトロエン C3 エアクロスSUV Cシリーズ シックエディション 主要諸元
●全長×全幅×全高:4160×1765×1630mm
●ホイールベース:2605mm
●車両重量:1290kg
●エンジン:直3 DOHCターボ
●排気量:1199cc
●最高出力:110ps/5500rpm
●最大トルク:205Nm/1750rpm
●トランスミッション:6速AT
●車両価格:288万円