クルマ擬人化マンガ「ウチのクルマがこんなに可愛いわけがない!?」…略して「ウチクル!?」の第57話。今回は、1989年に久しぶりのGT-R復活となった第五世代の「日産 スカイラインGT-R(R32)」が主人公。漫画:鈴木秀吉
ウチクル!?第57話「日産 スカイラインGT-R(R32)がこんなに可愛いわけがない!?」
日産 スカイラインGT-R(R32型・1989年8月発売)
16年ぶりのGT-R復活となったR32。500psを超えるグループAレースでの勝利を目的のひとつとして開発され、はじめて4WD(アテーサE-TS)が採用された。しかしそのシステムは、FRを基本に前輪へ0~50%のトルクを配分するという、FRと4WDのいいとこどりをしたような機構。また電子制御式の四輪操舵SUPER HICASも組み合わせ、レースでは圧倒的な強さだった。1993年には大径のブレンボ製VディスクブレーキとBBS製17インチアルミホイールを装着した「Vスペック」も発売された。
日産 スカイラインGT-R(R32) 主要諸元
●全長×全幅×全高:4545×1755×1340mm
●ホイールベース:2615mm
●車両重量:1480kg
●エンジン種類:RB26DETT型/直6 DOHCツインターボ
●排気量:2568cc
●最高出力:280ps/6800rpm
●最大トルク:36.0kgm/4400rpm
●トランスミッション:5速MT
●タイヤサイズ:225/50R16
●車両価格:451万円(当時)