有機ELディスプレイを業界初採用。絞まりのある「本物の黒」を再現
車内でさまざまAVメディアが楽しめるAV一体型の上級カーナビゲーションとして2003年に誕生した「ストラーダ」。以来、AV機能をさらに強化しながら視認性・安全性能の向上にも力を注ぎ、2016年にはいち早く大画面化(9インチ)を実現。さらに2019年秋には取り付け車種を選ばない独自のフローティング構造や狭額縁構造によるさらなる大画面化(10インチ)を実現して上級カーナビ市場をリードしてきた。
そんな「ストラーダ」にこの秋、満を持して投入される新型SDカーナビステーションが「ストラーダ F1X PREMIUM 10」だ。最大の特徴は業界初の有機ELディスプレイの採用である。自発光式でコントラスト比の高い有機ELパネルは、ディスプレイに映し出される映像の基礎となる黒色を忠実に再現する。さらに色浮きの原因となるバックライトがないので光漏れせず、明暗の混在するような映像でも、それぞれクッキリと再現できるようになった。
また、見る角度による輝度変化を発生させず、あらゆる角度からの視認性が大幅に向上しているのも特徴だ。さらに、ディスプレイ表面に低反射(AGAR)フィルムや空気層をなくしたエアレス構造を採用することで、外光の反射による映り込みを抑制して、カーナビに求められる地図情報の瞬時の視認性をも向上させている。
さらには、バックライトが不要となったことで驚異的な薄さと軽量化(従来型比約30%減)をも実現。お馴染の狭額縁を採用した10インチの大画面はそのままに、最薄部の厚さ4.7mmというスマホ並みの薄さはスマートで上質な車内インテリアを演出してくれる。また筐体には軽量かつ高い剛性を誇るマグネシウムハニカム構造を新たに採用し、路面からの振動や車体の揺れにもブレたりチラついたりせず、美しく視認性に優れた映像を提供してくれる。
装着可能車種は、新車・既販車あわせて430以上。大画面は他ブランドも追従してきているが、これだけの数に対応しているのは「ストラーダ」のみ。画面の位置を上下・左右・前後に調整できるパナソニック独自のフローティング構造だからこそ可能になった数字である。
装着する車種や車内環境の変化にあわせて調整できるので、良好な視認性と操作性が実現されている。さらに、全国100%の市街地をカバーしたわかりやすい地図表示とルート案内など、ナビとしての基本性能も充実してハイエンドユーザーだけでなく、誰にでもお勧めできるモデルとなっている。
また、新型ストラーダの有機ELディスプレイを活かす専用の前後2カメラドライブレコーダーとリアビューカメラも発売される。HD-TVI接続により、カーナビ画面に従来比約2.6倍の表示解像度を実現。歪のないクリアなHD画質を映し出し、鮮明な映像を高精細な大画面で確認できる。
「みんなのクルマに大画面」から「みんなのクルマに魅せる大画面」へとさらに進化したストラーダ。その圧倒的に美しい大画面は一見の価値があるはずだ。
パナソニック ストラーダ F1X PREMIUM 10 ラインアップ
CN-F1X10 BLD(10インチ BD・DVD/編集部予想実勢価格:21万円前後)
CN-F1X10 LD(10インチ DVD/編集部予想実勢価格:19万円前後)
※いずれも2020年10月中旬発売で価格はオープン。
<ストラーダF1X PREMIUM 10:専用オプション> ※価格はオープン
ドライブレコーダー CA-DR03HTD(編集部予想実勢価格:4万6600円前後)
リヤビューカメラCY-RC500HD(編集部予想実勢価格:2万円前後)