NEXCO中日本は、2020年10月29日(木)10時から、新東名高速の御殿場ジャンクション(JCT)〜長泉沼津インターチェンジ(IC)間と島田金谷IC〜浜松いなさJCT間が、片側3車線で利用できるようになると発表した。
2020年度内には御殿場〜浜松いなさ間の完全6車線化を目指す
NEXCO中日本では、2012年度に4車線(片側2車線)で開通した新東名高速道路の御殿場JCTから浜松いなさJCT間の約145kmを6車線(片側3車線)にすべく、2018年度から工事を進めている。
今回、御殿場JCT(静岡県御殿場市)から長泉沼津IC(静岡県駿東郡長泉町)間の上下線(約13km)と、島田金谷IC(静岡県島田市)から浜松いなさJCT(浜松市北区)間の上下線(約45km)が、2020年10月29日(木)10時から、片側3車線で利用できるようになった。(天候などにより、完成日時は変更になる場合がある)
今回の区間の完成により、御殿場JCTから浜松いなさJCT間の約7割が6車線(片側3車線)として完成する。残る区間に関しても、2020年度内の完成を予定している。完成予定時期に関しては、あらためて紹介する予定だ。
この6車線化が完成すれば、東名高速のリニューアル工事の際の迂回機能のさらなる強化が期待されるほか、片側3車線を連続して走行できる区間が長くなることで、無理な追い越しや車線変更による事故の危険性が低下し、安全性の向上が期待されている。
なお、引き続き6車線化工事を実施している箇所では、路肩が狭く、最高速度が80km/hに規制されている区間もあるので、走行の際は十分に注意したいものだ。