2020年10月19日、日産自動車(以下、日産)はミドルクラスSUV「ローグ」の新型を10月下旬から全米のディーラーで販売開始すると発表した。新型ローグは次期エクストレイルの兄弟車といわれている。

北米仕様のエンジンは2.5L。進化したプロパイロットも搭載

画像: フロントマスクには最近の日産車のアイデンティティであるVモーショングリルも採用している。

フロントマスクには最近の日産車のアイデンティティであるVモーショングリルも採用している。

ローグは、日産が北米市場で販売しているミドルクラスSUVだ。初代は2007年に登場し、デュアリス(欧州ではキャシュカイ)の兄貴分的なモデルだった。2013年に登場した2代目は、エクストレイル(3代目)の兄弟車的なモデルだった。今回、フルモデルチェンジで3代目となったローグも次期エクストレイルの兄弟車といわれている。

さて、新型ローグは日産の事業構造改革「Nissan NEXT」を牽引する新型車の1台だ。新開発のプラットフォームを採用することで優れた運動性能を実現。全方位運転支援システムの「セーフティ シールド360」を標準搭載するなど、クラストップレベルの安全性も実現している。

大胆で力強いエクステリアデザインは、アスリートのような力強さと上質さを兼ね備えたもの。インテリアは家族が快適に過ごせる洗練されたデザインとした。さまざまな用途で活躍し、楽しく、冒険心を駆り立てるというローグのスピリットを内外装のデザインで表現している。

画像: 家族が快適に過ごせる洗練されたデザインのインテリア。

家族が快適に過ごせる洗練されたデザインのインテリア。

パワートレーンには、2.5Lの4気筒DOHCエンジンや新開発のビークルモーションコントロール(車両制御技術)を採用することで、ワクワクするようなドライビングが楽しめるという。また、プロパイロット(北米名:ProPILOT assist with Navi-link)は進化したものとなり、ナビゲーションの地図情報を活用して高速道路のカーブや分岐などで適切な車速に調整する新機能を備え、通勤時の渋滞や長距離移動など、高速道路におけるドライブのストレスをより軽減するようになっている。

日産は北米市場において、このローグに加え、日産初のEVクロスオーバー「アリア」や、プロトタイプが日本でも公開された「フェアレディZ」などのニューモデルを投入し、ラインアップを刷新していく。

ところで、日本では前述のように次期エクストレイルは新型ローグの兄弟車として登場する予定だ。現在のところ発表時期も内容も未定だが、スタイリングはほぼ変わらないはず。気になるパワートレーンには、日本仕様にはシリーズハイブリッドのe-POWERが搭載されるのではと噂されている。また、将来的にはアライアンス関係にある三菱自動車のPHEV技術も採用されるのでは・・・などという予測も出ている。

日本仕様(エクストレイル)の発表を楽しみに待ちたいものだ。

画像: 2トーンのボディカラーやサンルーフも設定されるようだ。

2トーンのボディカラーやサンルーフも設定されるようだ。

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