常磐道では東京に最も近い「道ナカ」の大型SA
常磐自動車道で東京方面に向かい、最後のSAとなるのが、茨城県の最南端にある守谷SA(上り)。普通のSAより、ちょっと差別化されて「Pasar(パサール)守谷」の名前が与えられています。「Pasar(パサール)」は、数多くの専門店を揃えた高速道路の商業施設。鉄道の駅の中にある商業施設が「駅ナカ」と呼ばれますが、こちらは「道ナカ」という存在です。ズラリと並ぶお店は、「軽食/カフェ/レストラン」で12店、「おみやげ/産直販売」は7店にもなります。
茨城方面へのドライブの帰りに寄って休憩や食事、おみやげを手に入れることのできる大型SAと言えるでしょう。
茨城の旬となる海の幸をいただく
守谷SA(上り)は茨城県にありますから、当然、おすすめしたいのが茨城の食材を使った料理。そんな希望にぴったりなのが「茨城もりの市場食堂」。市場にある食堂をイメージしたお店で、茨城県内の漁港で水揚げされた魚介や茨城自慢のお肉「ローズポーク」などの料理が楽しめます。
ここでイチ押しなのが「市場のおさかな定食」(1000円)です。土浦にあるお魚の卸し業者さんと相談して、2~3カ月ごとに旬のお魚を選ぶという定食。赤魚、サンマ、秋鮭、サバ、ホッケなどが、焼き魚や煮つけなどで提供されるとか。今回の取材(11月初旬)では、赤魚の焼き魚が使われていました。
注文ごとに焼きますから、待つこと約10分。外はパリパリ、中はホクホクに焼けた赤魚がやってまいりました! 旬というだけで美味しさは保証つき。ジューシーな身の上品な甘みが絶品です。パリパリの皮も最高です。焼き魚に、ご飯とみそ汁というシンプルなメニューだけに、素材の良さが十分に楽しめました。やはり、日本人だったら、たまには美味しいお魚を食べないといけませんよね。