トヨタ RAV4がベースとは思えない見事なカスタマイズ
市販の国産車や輸入車をベースに、ユニークなカスタマイズモデルをコンプリートカーとして製作しているミツオカだが、新たなジャンルとしてSUVの「バディ」を送り出した。
ベース車はトヨタのRAV4なのだが、それを1970〜80年代のアメリカ車風なスタイリングにカスタマイズしている。それでも、逆スラントのメッキ調フロントグリルは前後方向に大きくラウンドさせたり、リアガーニッシュも立体的なデザインとするなど、現代風にアレンジされている。
インテリアも、ドアトリムやシートにボディカラーと似た色でアクセントを入れたり、専用デザインのシート表皮を採用するなど、ベース車とは差別化されている。
パワートレーンはRAV4と同じ、2L ガソリンエンジンと2.5L+モーターのハイブリッドを設定。駆動方式は、どちらもFFと4WDが選べる。
先進の安全運転支援システムも装備するバディの車両価格(税込み)は、469万7000円〜589万9300円。カタログモデルとしてラインアップされるが、手作りの少量生産となる。したがって2021年は50台、2022年以降は年間150台の生産予定だったが300台に増産して、オーダーに対応していくという。
ミツオカ バディ HYBRID DX 主要諸元
●全長×全幅×全高:4730×1865×1685mm
●ホイールベース:2690mm
●重量:1750kg
●パワーユニット種類:直4 DOHC+モーター
●排気量:2487cc
●エンジン最高出力:131kW<178ps>/5700rpm
●エンジン最大トルク:221Nm<22.5kgm>/3600ー5200rpm
●モーター最高出力:88kW<120ps>+40kW<54ps>
●モーター最大トルク:202Nm<20.6kgm>+121Nm<12.3kgm>
●WLTCモード燃費:28.4km/L
●タイヤサイズ:225/60R18
●税込み車両価格:589万9300円