ブリヂストンは、快適性を追求したSUV専用タイヤ「アレンザ(ALENZA)LX100」を2021年2月より発売する。レグノで定評のあるテクノロジーをSUV用にも応用し、拡大傾向のオンロードSUVに対応する。(Motor Magazine2021年4月号より)

Sサイレントテクノロジーで静粛性を大幅に向上

日本だけでなく、世界的にクロスオーバーSUV市場は拡大傾向にある。とくにセダンやミニバンからの乗り換えで選ばれる場合が多く、生活の一部として使われるオンロード領域のSUV車両が増えてきている。

当然、それに対応するべくタイヤもSUV専用タイヤが続々と登場しているが、ブリヂストンは2020年2月からオンロードコンフォートタイヤ「アレンザLX100」を販売している。このタイヤはオンロード向けのプレミアムSUVタイヤブランドである「アレンザ(ALENZA)」のニューモデルで、タイヤに求められる性能の中でも静粛性や乗り心地の良さといった快適性能を重視している。

まず静粛性を向上させるテクノロジーを紹介しよう。LX100にはブリヂストンのサイレントテクノロジーである「3Dノイズ抑制グルーブ」、「シークレットグルーブ」、「3Dノイズカットデザイン」を採用。これにより新品時と摩耗時の静粛性を向上しており、社内データでは、従来品のデューラーH/L850と比較して、騒音エネルギーを22%低減させている。

画像: 快適性を追求したSU V専用タイヤ「ブリヂストン アレンザ(ALENZA)LX100」が2月より発売された。

快適性を追求したSU V専用タイヤ「ブリヂストン アレンザ(ALENZA)LX100」が2月より発売された。

さらに通常、タイヤの摩耗度に比例して大きくなるノイズにも着目しており、60%摩耗時で同従来品比騒音エネルギーを9%低減させることに成功している。また、SUV特有の使われ方を考慮しており、非対称新パタンの採用やブロック剛性の最適化を行うことにより、摩耗ライフも同従来品比で5%向上させている。そのほかでは、SUV専用構造である高剛性ケースを採用し、ふらつきや乗り心地といった操安性向上にも配慮している。

発売サイズは195/80R15〜285/40R22の全39サイズで、いずれもメーカー小売り希望価格制を導入して2万0240円〜10万0100円としている。

ブリヂストンのプレミアムコンフォートタイヤといえば「レグノ(REGNO)」が有名だが、SUVユーザーにとっては、性能をSUVに特化させたアレンザLX100の方がより大きな恩恵を受けることができそう。インポートSUVのみならず、国産コンパクトSUVにもマッチしそうだ。(文:Motor Magazine編集部 加藤英昭/写真:ブリヂストン)

This article is a sponsored article by
''.