2021年3月16日、FCAジャパンはジープ ラングラー アンリミテッドに、内外装をスタイリッシュに演出した限定車「Sport Altitude(スポーツ アルティテュード)」を300台設定し、3月27日より発売すると発表した。

ベース車にはないボディカラーも設定

ラングラーは、クライスラーのジープ ブランドで販売されている、本格クロスカントリー4WDだ。初代は1987年に発表され、現行型は2018年に発表された4代目にあたる。デビュー当初は2ドアのみだったが、2代目の途中から4ドア&ロングホイールベース化した「アンリミテッド」が追加設定された。現行型では、とくに日本仕様ではこちらが主流になっている。

画像: ボディカラーは、人気のブライトホワイトC/C。

ボディカラーは、人気のブライトホワイトC/C。

今回の限定車は、2020年12月に仕様変更された「アンリミテッド スポーツ」がベースだ。パワートレーンは、3.6LのV6 DOHCエンジンと8速ATを組み合わせている。

エクステリアは、ジープのアイコンであるセブンスロットグリルやヘッドライトベゼル、フォグランプベゼルに艶感のあるグロスブラック仕上げを施して、精悍な印象を強めている。また、ホイールもグロスブラック仕上げの専用タイプを採用。さらに、「Jeep」バッジや「TRAIL RATED」バッジはマットブラック仕上げとするなど、細部にまでこだわっている。

ボディカラーは、80周年限定車のカラー投票で2位に選ばれたスナッズベリーP/Cと呼ばれるワインレッドに近い色(タイトル画像)と、通常は上級グレードの「ルビコン」のみに設定されるスティンググレーC/C、人気のブライトホワイトC/Cの3種類を設定。限定台数は、各色とも100台ずつだ。いずれのボディカラーでもブラック内装(ファブリックシート)が組み合わされる。

画像: グロスブラック仕上げのインストルメントパネル。

グロスブラック仕上げのインストルメントパネル。

インテリアは、グロスブラック仕上げのインストルメントパネルにより外装とのコーディネートが図られるとともに、Mopar製ハードトップヘッドライナーの採用により、質感が高められている。このヘッドライナーは、夏には断熱効果を、冬には保温効果を発揮して、快適性の向上に寄与している。

ベース車のアンリミテッド スポーツ同様、LEDヘッドランプ&フロントフォグランプや、車線変更時の安全をサポートするブラインドスポットモニター、後退時に側方からの車両の接近を検知するリアクロスパスディテクション、車庫入れ時に安心をもたらすパークセンス パークアシスト(前後とも)などを装備し、安全&運転支援の機能は充実している。

比類なきオフロード性能のみならず、冒険心が昂る独特の佇まいや大幅に向上した快適性を強みに、デビュー以来高い人気を保ち続けているジープ ラングラー。その本来の魅力はそのままに、内外装にさりげないカスタマイズが施された限定車「スポーツ アルティテュード」の車両価格(税込)は、各色とも544万円と、ベース車の10万円高に抑えられている。ハンドル位置は、右のみの設定だ。

画像: グロスブラックのアクセントが入ったフロントグリルとヘッドランプベゼル。

グロスブラックのアクセントが入ったフロントグリルとヘッドランプベゼル。

■ラングラー アンリミテッド スポーツ アルティテュード 主な特別装備

●グロスブラック インストルメントパネル
●Mopar製 ハードトップライナー
●グロスブラック アクセント入り フロントグリル/ヘッドライトベゼル/フォグランプベゼル
●マットブラック「Jeep」バッジ、「TRAIL RATED」バッジ
●グロスブラック 17インチ アルミホイール

ジープ ラングラー アンリミテッド スポーツ アルティテュード 主要諸元

●全長×全幅×全高:4870×1895×1840mm
●ホイールベース:3010mm
●車両重量:1970kg
●エンジン:V6 DOHC
●総排気量:3604cc
●最高出力:209kW(284ps)/6400rpm
●最大トルク:347Nm(35.4kgm)/4100rpm
●トランスミッション:8速AT
●駆動方式:フロント縦置き4WD
●燃料・タンク容量:レギュラー・81L
●WLTCモード燃費:9.0km/L
●タイヤサイズ:245/75R17
●車両価格(税込):544万

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