ポルシェ911【タイプ992】 用に開発されたサスペンションキット
ドイツに本拠地を置くサスペンションメーカー「ビルシュタイン」は、ストリートからサーキットまで、幅広いニーズに応えるサスペンションをリリースしている。今回新たにラインアップに加わったのは、現行型ポルシェ911(タイプ992)用の「EVO SE」。電子制御式サスペンションに対応した車高調整サスペンションキットだ。
2018年11月、ロサンゼルス・モーターショーで世界初公開された新型ポルシェ911(タイプ992)。スポーツ性能と快適性を高い次元で両立するポルシェ・アクティブ・サスペンション・マネージメント(PASM)はさらに改良が施され、快適性も大きく向上した。スポーツカーさながらのショートストロークのサスペンションながら、路面からの衝撃を吸収してしまうしなやかな足まわりは、さすがポルシェと唸らせる出来栄えだ。
至高のパフォーマンスを発揮するPASMに対応するサスペンションキットがビルシュタインから発売された。ビルシュタイン「EVO SE」がそれだ。このEVO SEシリーズは、市販車の電子制御システムに対応した車高調整式サスペンションキットで、純正の電子制御サスペンションをさらにアップグレードするために開発されている。
当然、スポーツ性能のみをレベルアップするのではなく、コンフォート性能も追求している。これにより、ストリートとサーキットの両方に対応し、幅広いシチュエーションで最高のドライビングパフォーマンスを実現している。
フロントとリアの推奨ダウン量は、ともに20~35mm。さらに車高を40mmリフトアップさせる純正オプションの「フロントアクスルリフトシステム」搭載車にも対応している。対応車種は、カレラ、カレラ4、カレラS、カレラ4S、3.8ターボSだ。
ビルシュタインEVO SE 電子制御式システム対応車高調整サスペンションキット対応車種
ポルシェ911(992型)
・カレラ/カレラ4/・カレラS/カレラ4S/ターボS
定価 :81万4000円(税込)
※リフター装着車と非装着車の2タイプを設定