内回りからも外回りからも、どちらからも利用可能な菖蒲PA
首都圏をグルリと囲みつつ、東京へ向かう高速道路をつなげているのが圏央道。関東エリアの流通の基幹のひとつとなる高速道路です。東北道から圏央道に入って西へ、ほんの数km走ったところにあるのが、今回紹介する菖蒲PA(集約)です。
「集約」という名称は、あまり聞いたことがないかも知れませんが、内回りと外回りのPAが一緒になっているということなんです。つまり、内回りからでも外回りからでも、どちらからもアクセスできるのが特徴です。
![画像: 圏央道の内回りと外回りが一緒になった菖蒲PA(集約)。東北道から、わずか数kmの近さ。](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783018/rc/2021/04/28/fcace72f41ea6acbc149456ecce92c629024061c_xlarge.jpg)
圏央道の内回りと外回りが一緒になった菖蒲PA(集約)。東北道から、わずか数kmの近さ。
コンテストで3回も日本一となったカレー
この菖蒲PAのテイクアウトのグルメとして紹介したいのが、地元ゆかりのグルメ。「北本トマトカレー」(540円)と「さらさらたまねぎ(梅風味)」(726円)/「さらさらたまねぎ(しそ風味)」(726円)です。
![画像: 「北本トマトカレー」(540円)のルーには、大きなトマトがたっぷり。野菜は他にタマネギ、ニンジン、ニンニクが使われている。](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783018/rc/2021/04/28/12c951e1be7ab162ad8b62138c46c76c7b95324e_xlarge.jpg)
「北本トマトカレー」(540円)のルーには、大きなトマトがたっぷり。野菜は他にタマネギ、ニンジン、ニンニクが使われている。
まずひとつめ。「北本トマトカレー」(540円)の名称にある「北本」とは、菖蒲PA(集約)のすぐ西にある北本市のことです。実は、この地では大正14年(1925年)からトマトの栽培が始まっており、昭和初期は全国的にも知られるほどの名声を集めていたとか。そのため、今も「北本トマト」は北本市が誇るブランド農産物になっています。
その北本市自慢の北本トマトをカレーにしたのが、この「北本トマトカレー」です。この商品のすごいところは、これまで「2014年 全国ご当地カレーグランプリ」、「2016年 C-1グランプリ」「2019年 全国ご当地カレーグランプリ」の3つのコンテストで全国1位に輝いていること。なんと、3回も日本一になっているのです!
そこで、自宅でアツアツのご飯にかけてみれば・・・。トマトの酸味とひき肉の甘みのバランスが絶品。しかも、ご飯との相性も抜群。全国一というのも納得です。辛さはじんわりと後からくるタイプで、しかも、あまり強烈ではないため、小さなお子さんでも楽しめるはず。この間口の広さも日本一の助けになったはず。パスタソースに使ってもいいかもしれませんね。