2021年5月24日、日産自動車(以下、日産)は商用バンの「NV150AD」の車名を「AD」に変更し、燃費を改善するなど一部仕様向上して発売した。

運転アシスト機能や快適装備を充実させる

日産 ADは、サニー バンやパルサー バンなどの後継車として初代が1982年に発売され、現行型は2006年にフルモデルチェンジされた4代目にあたる。2016年のマイナーチェンジで、日産の商用車シリーズであるNV(日産のバンを意味する)と車両総重量1500kgクラスを意味する「NV150AD」に車名を変更された。

画像: AD エキスパートGX(ボディカラーは、エクセレントブルー)。

AD エキスパートGX(ボディカラーは、エクセレントブルー)。

日産 ADは、高い積載性と快適な乗り心地、ビジネスシーンでの使い勝手の良さなどが、ユーザーから好評を得ている。さらに、主要グレードには、歩行者検知可能である「エマージェンシーブレーキ」や、「LDW(車線逸脱防止警報)」、「VDC(ビークル ダイナミクス コントロール)」などの先進安全技術を標準装備している点も、高く評価されている。

今回の一部仕様向上では、アイドリングストップ機能を2WD(FF)車に標準装備して燃費を改善した。また、先行車や対向車および周囲の明るさなどに応じ、自動的に上向きと下向きを切り替える「ハイビームアシスト」や、運転アシスト機能のひとつ「ヒルスタートアシスト」、ビジネスシーンでも便利な「USB 電源ソケット」を全車に標準装備した。さらに、寒冷地仕様(4WD車)には「シートヒーター」を標準装備している。

画像: 「ハイビームアシスト」のイメージ。

「ハイビームアシスト」のイメージ。

パワートレーンは、2WDが1.5L+エクストロニックCVT、4WDが1.6L+4速ATの組み合わせとなる。
主なグレードと車両価格(税込)は、以下のとおり。

日産 AD ラインアップ

SD(1.5L直4+CVT/FF):157万1900円
SV(1.5L直4+CVT/FF):160万0500円
DX(1.5L直4+CVT/FF):165万0000円
VE(1.5L直4+CVT/FF):167万8600円
エキスパートLX(1.5L直4+CVT/FF):175万1200円
エキスパートGX(1.5L直4+CVT/FF):182万3800円
DX(1.6L直4+4速AT/4WD):184万8000円
VE(1.6L直4+4速AT/4WD):187万6600円
エキスパートLX(1.6L直4+4速AT/4WD):193万4900円
エキスパートGX(1.6L直4+4速AT/4WD):200万7500円

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