新コンパウンドなどの採用で全天候性能が向上
夏タイヤに求められるハンドリング性能やドライ／ウエット時の高いブレーキング性能、そして急な降雪での雪上走行性能も兼ね備える全天候型タイヤ「ミシュラン クロスクライメート」シリーズに、新たな仲間「クロスクライメート2」が加わった。
クロスクライメート2は、全天候タイヤに求められる諸性能の水準の高さで好評のクロスクライメート＋から進化を遂げたモデルとなる。
新開発のトレッドコンパウンド「サーマル・アダプティブ・コンパウンド」を採用。ドライ／ウェット／雪上路面など、刻々と変化する路面状況に幅広く対応。
具体的には、ドライ／ウエット／雪道などあらゆる路面に対応するコンパウンド「サーマル・アダプティブ・コンパウンド」をはじめ、排水／排雪効果を高める「新Vシェイプトレッドパターン」、接地面を最大化する「Vランプエッジ」、夏冬路面で効果的なグリップを発揮し耐摩耗性と抵抗低減に寄与する「LEVサイプ」、摩耗時のウェット／性能を支える「Pエッジ」などの新採用技術がポイントとなる。
その効果は、クロスクライメート＋に比べブレーキング性能が雪上路面で7％、ウエット路面で6％、ドライ路面で5%も向上したという数値が、如実に示している。国際基準で定められたシビアスノータイヤ要件に適合する「スリーピークマウンテンスノーフレークマーク」（冬タイヤ規制時チェーン不要）を取得していることから性能の高さをもうかがえる。
加えて、タイヤがある程度磨耗した状態での性能維持能力も延びているという。ちなみに、スリップサインとは別に、摩耗度が3段階（25%／50%／75%）でわかる新デザイン「トレッドウェアサイン」の採用も行われている。
クロスクライメート2のサイズは、15インチから20インチまでの61サイズが用意される。発売は2021年10月8日より順次行われ、価格はオープンとなる。
ミシュラン クロスクライメート2のサイズラインアップは全61サイズ。発売はサイズによって2021年10月〜11月と異なる。
