新型308は2022年第1四半期に日本導入予定。では508PSEは・・・
右が新型308、左が508PSE。
プジョーブランドは2021年第1四半期の販売台数で、上期対前年比＋71％ときわめて好調な日本国内販売を記録している。そこで、さらなる浸透を狙いとした、一般カスタマー向けのイベント「LION EXPERIENCE 2021（ライオン エクスペリエンス 2021）」を開催する運びとなった。また、2021年2月末にグローバルに発表された新ロゴマークに込められたブランドの想いとビジョンを提示し、プジョーの未来を体感してもらう場でもあるという。
イベント開催に先がけて前日の9月1日、メディアに向けて新型308と508PSEが公開された。新型308は、2021年3月にパリでワールドプレミアされたCセグメントのハッチバックだ。プジョーの新しいロゴマークを装着した最初のモデルでもある。日本には2022年第1四半期からの導入予定で、パワートレーンは1.2Lガソリンターボ／1.5Lディーゼルターボ／1.6Lガソリン＋モーター（PHEV）のラインアップが予定されている。トランスミッションは、いずれも8速ATとなる。
日本初公開された新型308は、左ハンドルのPHEVモデルだった。
新世代プジョーらしいスタイリングに、プラットフォームはEMP2 V3を採用。小径ステアリングホイールとデジタルヘッドアップディスプレイからなるiコックピットや、最新のADAS（先進運転支援機能）も採用。また、ハッチバックと同様に日本でも人気の高いステーションワゴン仕様の「308SW」は、2022年第2四半期での導入を予定されている。
508PSE（プジョー スポール エンジニアード）は、プジョーのモータースポーツ史を継承するモデルだ。200psを発生するエンジンと前110ps／後200psを発生する電気モーターを組み合わせたPHEVで、4輪を駆動する。システムトータルの最高出力は360ps、最大トルクは520Nmを発生。0→100km／h加速は5.2秒とアナウンスされている。現段階では、日本への導入は未定。だが、今回のイベントの反響次第では、導入は十分にあり得るという。
508PSEはイギリス仕様のため、右ハンドル車だった。
なお、イベント開催日となる9月2日から、この2台のほかに3008GT ハイブリッド4や2008 アリュール、そして208 GTの3台も展示される。
また、このイベント開催地は東京・六本木だけではなく、名古屋／大阪でも予定されている。2021年9月11日（土）〜12日（日）は名古屋のJRゲートタワー イベントスペースで、9月18日（土）〜19日（日）は大阪のグランフロント大阪 ナレッジプラザでも開催される。
2021年9月2日〜5日の会場イメージ。
