ベンテイガ EWBは単なるロングホイールベースではない
ベンテイガは、2015年に発表（日本仕様は2016年に発売）された、ベントレー初のラグジュアリーSUVだ。そのベンテイガをベースとし、ベントレーの新たな超⾼級フラッグシップとして位置づけられる新型グランドツーリングSUV「EWB（エクステンデッド ホイールベース）」は日本でも2022年5月に発表されていたが、このたび待望の日本上陸を果たした。
ベンテイガEWBはベンテイガのホイールベースを180mm伸ばしただけのモデルではない。
ベンテイガEWBは、単にベンテイガのホイールベースを延⻑しただけのモデルではない。EWBを製作するためにベントレーは莫⼤な投資を⾏い、ミュルザンヌの後継にふさわしい最⾼のリアキャビン、ベントレーに期待されるエフォートレスなパフォーマンス、卓越したクラフトマンシップ、無限のパーソナライゼーションを実現している。
ベンテイガはラグジュアリーSUV市場を開拓し、現在もその先頭にいる。誕⽣から8年が経過し、優れたオフロード性能、ハイブリッド技術、圧倒的なパフォーマンス、充実のスペシフィケーションなど、ベンテイガの実⼒は誰もが知るところとなった。ベントレーのベストセラーモデルとして君臨するベンテイガは、後続の競合ラグジュアリーSUVのベンチマークにもなっている。そしてベンテイガEWBが、また新たな頂点を極める。
2022年、ベントレーの世界販売台数は、それまでの最⾼であった2021年を4％上回る1万5174台となり、その40％強をベンテイガが占めた。ラグジュアリーSUV市場の世界的な成⻑は2030年頃まで続くと予測されているが、Eセグメントに限っては減少傾向にある。ミュルザンヌの精神を受け継いだベンテイガEWBが、そのポテンシャルでDセグメントのレベルを引き上げる。
ベントレーのオーナーが購⼊の決め⼿としているのは、デザイン、テクノロジー、パフォーマンスの3点で、現オーナーは運転特性を最も重視していることが分かっている。また、最近ではオーナーの82％がラグジュアリーSUVを⽇常的に使⽤し、74％がタウンユース中⼼であるという調査結果もある。ベンテイガEWBでは、運転席でも後席でも満⾜できるよう、クラストップのSUV の万能性がさらに進化している。
ベントレーでは、ベンテイガEWBはベンテイガ シリーズ全体の最⼤45％を占める販売を⾒込んでいる。ベンテイガ シリーズは今後もベントレーにとってナンバーワンモデルであり続け、ラグジュアリーSUV市場で⾸位を独⾛し続けることが期待されている。
リアシートはセパレートで乗車定員は4名。ロングホイールベース化でフットスペースはタップリ。
