「DB5 ボンドカー」のミニカーは、世界で2000万台以上も売れている!
このレプリカは、映画 007シリーズの25作目となる「No Time To Die(ノータイム トゥーダイ)」の公開を2021年10月1日(日本でも同日に公開予定)に控えて、アストンマーティンとコーギーが製作したもの。
007の「ボンドカー」といえば、アストンマーティン車を思い浮かべる人は多いだろう。今回の作品でも、DB5、V8(クラシックモデル)、DBS、そして間もなく販売開始予定のハイパーカーであるヴァルハラの4台が登場する。中でも「ボンドカー」のアイコン的存在となったDB5がスクリーンに戻ってくることを記念して、このレプリカが製作された。
ダイキャスト製ミニカーの有名ブランドであるコーギーは、1965年にDB5「ボンドカー」のミニカーを発売した。このミニカーは映画「ゴールドフィンガー」に登場したクルマを再現したもので、映画でおなじみの回転するナンバープレート、格納式のリア防弾シールド、飛び出すマシンガンなどのガジェット(秘密兵器)が備わっていた。
このミニカーは大ヒット作となり、何度も型を作り直して製造を継続し、全世界での売上数は2000万台を超えているという! しかも、このミニカーは現在も生産されているのだ。「コーギー製 ボンドカーのミニカー」は、1965年のデビュー時から今もなお、ミニカー ファンの心をつかんで離さない1台となっているわけだ。
ロンドン市内の旧パターシー発電所に隣接するザ・コーリング・ジェティー庭園に展示されたレプリカは、オリジナルのミニカー パッケージをフルサイズに拡大したものだ。長さ:5.66m、高さ:2.7m、幅:2.7mで、コーギーによるオリジナルデザインを復元したもの。
ベース車は、DB5が生産終了してから55年以上を経て登場した25台限定の「DB5 ゴールドフィンガー コンティニュエーション」。レプリカは、これに前述のガジェットが装備されている。もちろん、マシンガンはフェイクだが。
このフルサイズ レプリカのコーギー DB5 ボックスは、映画が公開される2021年10月1日まで、ザ・コーナリング・ジェティー庭園で一般公開される。日本の007 & アストンマーティン ファンのためにも、このレプリカをぜひとも日本でも展示して欲しいものだ。