クルマの査定だけ取りたい場合に便利なおすすめサービス5つを紹介！

そろそろクルマを売ろうかと考えていても「実際に売るかどうかは査定額を見てから決めたい」という方も多いのではないでしょうか。

まず「クルマを売るのは査定額を見た後で」で、当然問題ありません。売るかどうかはオーナー次第というのは買取店側も理解しており、売却を断られることは日常茶飯事です。しかし、実際に査定士に査定を取ってもらった後では、断るのは忍びないという方も多いはずです。

そこで、この記事では概算ではありますが、クルマの査定額だけを知りたい場合に便利なおすすめサービスを紹介します。

実際に査定士にクルマを見てもらわなくてもクルマの概算査定がわかるサービスですので、売却活動の参考にしていただけますと幸いです。

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クルマの査定だけ取っても問題ないのか？

「自分のクルマがどれぐらいの値段で売れるのか、金額を知ってから売りたい」そのような希望を持っている方も多いでしょう。このような場合、いくらで売れるのかは査定を取ってみるしかありません。

しかし、「わざわざ査定を取ってもらった後に『やっぱり売りません』とは言えない・・・」このような気持ちを持っている方も多いのではないでしょうか。

結論から言うと、査定だけ取ることに後ろめたさを感じる必要は全くありません。なぜなら、買取店側からしても、査定を取った後に売却を断られることは日常茶飯事だからです。

買取店としても気にしてないので、我々も気にする必要はないでしょう。

買取店としては査定をとれること自体がチャンスと捉えている

買取店側にとって、査定は仕入れを行うチャンスです。営業会社に置き換えていば「契約をとるための商談」のような場と言っていいでしょう。もちろん商談は100%成功するものではありませんし、それは買取店側もそれはわかっています。

アポイントメントをとれるだけでも嬉しいと感じているはずなので、査定依頼を出すことに後ろめたさを感じる必要は全くないのです。

そもそも査定後に売却するかどうかはオーナー側の自由

査定後に提示された査定価格に納得できなければ、クルマを売却する必要はありません。

出張してもらった上に無料で査定してもらうことで、どうしても気兼ねしてしまいがちになりますが、遠慮する必要は全くなく、売却をするかしないかは売る側の自由です。

昨今、クルマ一括査定の普及も相まって、複数の買取店に査定依頼をするのが当たり前という風潮にあり、査定の依頼だけだからといって気兼ねする必要はありません。

ただ、査定士の中には、提示する査定価格を小出しにアップさせながら、しつこく売却を迫ってくるケースもありえます。また、強引な営業に負けて、渋々サインをしてしまいそうな状況に陥る可能性がないとも言えません。ご自身が納得されていない査定価格を提示されて契約してしまったのでは、後悔することになるだけです。

もし強引に売却を迫られても「一度検討して、改めてこちらから連絡します」と申し伝えましょう。勢いで契約してしまって、後でキャンセルできずトラブルに発展することだけは、是が非でも避けたいところです。

どうしても断る自信がない場合は、クルマに詳しい家族や知人と一緒に査定を受けるのも一つの方法です。

匿名の買取相場チェックサイトを使うとさらに気軽

そもそも、売ることは全く視野になく「自分のクルマの価値が今どれくらいか」だけ知りたい方は、匿名の買取相場チェックサイトを使う方法もあります。

以下、代表的な匿名の買取相場チェックサイトです。

しかし、このようなサイトは実査定を伴わないため、本当に大まかな概算だと認識してください。

クルマは外装の状態、走行距離、年式、車内のニオイや汚れ、またエンジン等の具合によって査定額が大きく異なります。

売却を前提としていて正確な査定額を知りたい方は、実際に査定を取ってみないとわかりませんので、その点はご注意ください。

正確な査定額を知りたい方は日本自動車査定協会の査定も有効

有料ではありますが、経済産業省、国土交通省の許可のもとに設立された第三者機関のJAAI日本自動車査定協会による査定サービスもあります。両省の指導および監督を受けて公正な立場から査定を行っており、精度の高い査定価格を得られます。

全国52か所に点在する支所に査定の予約を行い、出張査定または持込み査定のいずれも対応しております。出張査定の場合は、査定費用とは別に出張費用がかかりますので、事前に協会のサイトで費用を確認しておきましょう。ちなみに査定費用は、661cc～3,000cc以下の乗用車で7,020円（消費税込）となっています。

このJAAIの有料査定を利用するメリットとしては、個人間でクルマを売却する際の正確な値付けの参考にする場合や、修復歴などの有無を確認したいとき、また、事故が原因でクルマの価値が落ちたことを証明したいときに、公正な立場から査定を行ってもらえるのが特徴です。そのため、査定価格そのものは、低めの価格となるケースが多くなります。

クルマの買取相場のみ知りたい場合の調べ方は？

クルマの売却活動において、いくら査定のみでも問題ないとはいえ、実査定ではなく簡易的なシミュレーションで買取相場がわかるなら、その方法から試したいという方も多いと思います。

ここからは、クルマのおおよその買取相場を調べる方法についてお伝えします。具体的には以下3つが方法となります。

1.簡易シミュレーションサイトを利用する

最も簡単なのは、簡易シミュレーションサイトを利用する方法です。車種、グレード、年式、走行距離など簡単な情報を入力するだけでおおよその買取相場がわかります。

また、簡易シミュレーションなので個人情報などの登録が一切不要なのも嬉しいポイントです。

後ほど詳しく紹介しますが、簡易シミュレーションサイトには以下のようなサイトがありますので、興味のある方は使ってみるといいでしょう。

2.中古車販売相場から買取相場を予測する

中古車販売相場からおおよその買取価格を予測することもできます。車種、グレード、年式、走行距離、ボディカラーなど、自分のクルマに最も近い条件のクルマを探し、あとは簡単な引き算をするだけです。

具体的には以下のように引き算を行います。

カーセンサーやグーネットなど、登録されている中古車の数が多いサイトを使うと、ご自身のクルマと近いものが見つけやすいかと思います。

3.買取店の買取事例を調べる

公式サイトを持っている買取店の場合、過去の事例を紹介していることも珍しくありません。過去の買取事例から、自分のクルマがどの程度で買取されそうなのか予想するのも一つの方法です。

こちらも上記の方法と同じように、年式、走行距離、ボディカラーなど、自分のクルマと近い条件のものを参考にするようにしましょう。

クルマの査定だけとりたい場合に便利なおすすめサイト5選！

もし、「概算でもいいので今すぐクルマの買取査定額を知りたい」という場合は、ネットの査定サイトを利用するのが便利です。

例えば、実査定前に「買い叩きを防ぐため相場だけでも知っておきたい」という場合に便利でしょう。

いずれのサイトも、車種、グレード、年式、走行距離等の基本情報を入力するだけで概算の買取相場を算出してくれます。

このような機能を備えた査定サイトがいくつもありますので、ここではおすすめをまとめてみました。以下、おすすめの概算査定機能がついたクルマ査定サイトです。

1.ナビクル 買取・査定相場 簡易シミュレーション

クルマ一括査定でもお馴染み「ナビクル」の簡易シミュレーションページです。入り口ページはクルマの車種一覧となっているので、調べたい車種を選び、あとは年式に相当する情報やグレード、走行距離を入力すれば概算額を出してくれます。

個人情報などの登録の必要は一切ありません。

かなり使いやすい内容になっているかと思いますので、おすすめのシミュレーションサイトです。

そのまま一括査定を依頼したい場合は、サイト内からナビクルの一括査定も利用できるので便利です。

→ナビクルの買取・査定相場 簡易シミュレーションはこちら！

2.ズバット車買取比較 中古車の査定相場

クルマ一括査定でお馴染み「ズバット車買取比較」の簡易シミュレーションサイトです。車種や年式、走行距離といった基本的情報を入れるだけで、おおよその買取価格をシミュレーションしてくれます。

車種によっては、買取店スタッフによるその車種の買取事情コメントが載っているので、参考になる部分があるはずです。

こちらのサイトも個人情報の登録一切なしで利用できますので、気軽な気持ちで利用できるおすすめサイトです。

→ズバットの「中古車の査定相場」はこちら

3.ガリバー中古車買取相場

ガリバーの中古車買取相場は完全匿名で大まかな買取相場を知れるシミュレーションページです。

ただし、メーカーと車種を入れるだけなので、査定額はかなりざっくりとした感じになる点だけにはご注意ください。直近6ヶ月での最低額と最高額のみわかる仕組みになっています。

→ガリバー「中古車買取相場」はこちら

4.トヨタ下取り参考価格シミュレーション

こちらはトヨタが運営する、下取り額の概算がわかりシミュレーションページです。

車種、年式、グレート、モデル等を選択できるため、ある程度正確性を持った価格を調べることが可能ですが、あくまでも下取り価格のため、買取価格よりは若干低めな設定になっている点には注意です。

また、トヨタが運営するサイトとはいえ、幅広いメーカーの車種を選択可能なので、トヨタ車以外のクルマで調査したかった方も安心してご利用ください。完全匿名で利用できます。

→トヨタ「下取り参考価格シミュレーション」はこちら

5.日産かんたんクルマ査定

名前の通り、日産が運営する査定シミュレーションページです。

査定方式は2つあり、①年式や走行距離等の基本情報を入力して査定をとるパターンと、②車体の画像・メーターパネル・車検証のＱＲコードの3点セットを撮影して、クルマの情報をフォームに従って入力するパターンです。

査定におけるある程度のポイントは抑えられているため、概算査定の中ではやや正確性は担保されている印象です。

トヨタの下取りシミュレーション同様、国産車・輸入車問わず、幅広いメーカーの査定に対応しています。

完全匿名で、大まかな査定額を知りたい方には便利なサイトです。

→日産「かんたんクルマ査定」はこちら

クルマ査定の流れ

ここでは、クルマの実査定だけを依頼する場合の申込から査定価格が提示されるまでの売却までの一連の流れを、査定のみを依頼する場合に気をつけておきたいことと絡めて解説いたします。

【STEP1】：査定を依頼する

電話またはウェブサイトより、実査定を依頼する買取店へ申込をしましょう。

この際、クルマの売却は考えておらず、査定だけの依頼である旨を伝えておきましょう。

クルマの一括査定の普及に伴い、買取店側も複数の買取店と比較されるのが当たり前となっている昨今、査定だけで売買契約まで至らないことが日常茶飯事となっており、査定の依頼だけということを理由に査定価格が低く見積もられるようなことはありません。

また、事前に伝えておくことで、売却時期の確認など無意味な会話のやり取りや電話営業をされることもなくなります。

もし、ウェブサイトからの申込で、査定だけの依頼を伝えることができない場合は、査定当日に査定士に伝えることをお勧めいたします。そうすることで、煩わしい電話営業を回避することにも繋がります。

【STEP2】：実査定の日時と場所を決める

クルマの実査定をしてもらう日時と場所を決定しましょう。

クルマの実査定には、買取店へクルマを持ち込む方法と、自宅や希望する場所へ出張査定に来てもらう方法の大きく2種類があり、基本的にはいずれも無料で査定してくれます。

ただ、依頼先の買取店から遠く離れた離島や田舎といった遠隔地の場合は、査定そのものは無料でも、出張費用がかかる地域もありますので注意が必要です。

もし、ウェブサイトなどで無料と記載されていない場合は、たとえ自宅近くの買取店であっても、事前に確認してから申し込むようにしましょう。

持ち込み査定と出張査定のどちらが良いかというと、買取店へ持ち込む場合は、移動する手間やガソリン代もかかり、来客が重なって待たされることもありますので、ご自宅への出張査定を依頼されることをお勧めいたします。

出張査定の場合の査定場所は殆どが屋外になるものと思いますが、ボディーの傷や凹みなどのチェックがしづらくなるような荒天の日は避けたいところです。また、出張査定が無料かどうか不明な場合は、直接、買取店に確認しておきましょう。

【STEP3】：査定士による実査定

査定士によるクルマのチェック項目は多岐に渡り、実査定に要する時間は30分程度になります。最初に必要書類や事故歴、修理歴、不具合などについて口頭で確認が行われますが、特に査定士とやり取りすることはなく、査定の結果を待つのみとなります。

この際、修理歴や事故歴、修復歴の有無については、査定士から確認される場合があります。そのため、質問された場合に備えて、修理歴や事故歴、修復歴があれば答えらえるように準備しておきましょう。

ちなみに、クルマを売却する予定がないからといって、修理歴や事故歴などがあるにも関わらず申告しなかった場合は、正確な査定価格が提示されないだけでなく、もしクルマを売却することになったときにトラブルに発展しかねません。

そのため、質問された場合はもちろん、質問されなかったとしても、修理歴や事故歴、修復歴の有無は正直に伝えるべきでしょう。なお、中古車を購入したために修理歴や事故歴、修復歴の有無が分からない場合は、その旨を査定士に伝えましょう。

【STEP4】：査定終了&価格回答

査定が終了すると、クルマの最新買取相場をスマホやパソコンなどでチェックした後、殆どの査定士は最終的な査定価格をその場で提示してくれます。査定士によっては、「買取店に戻って高値で提示できるよう上司に掛け合ってきます」と、折り返し電話で回答してくれる査定士もいます。

ただ、殆どの査定士は口頭による回答だけで、見積書の提示はありません。今すぐクルマを売却する予定がない場合でも、将来に備え、査定価格は見積書や書面で提示してもらうように依頼することが肝要です。

クルマの買取相場は日々刻々と変動しており、提示された査定価格に有効期限が設定されているのが通例です。

月日が経つとともに買取相場が下がるのは自然な流れですが、年末年始や決算期など買取価格が上昇することもあれば、モデルチェンジなど該当するクルマの販売動向などによって大きく下落することもあります。

有効期限は買取店によっても異なり、2週間程度というところもあれば査定当日限りといったケースもあります。有効期限が過ぎてしまうと、ただの参考価格となり、提示された査定価格で買い取ってもらえない可能性が高くなります。

もし、査定後にクルマの売却を決定された場合は、有効期限内に売却を申し出る必要があることを押さえておきましょう。

また、有効期限内であっても、査定を受けた後、数日経ってから売却することになった場合は、査定後に新たな事故や修理の有無について確認されます。査定を受けてから有効期限までの間に事故や修理などを行った場合は、もちろん再査定の対象となりますので注意が必要です。

査定のみの場合でも高額査定を引き出すコツ

いくら査定のみと言っても、高額査定を取れることには越したことはありません。査定を取る際は、少し手間がかかるものもありますが、以下を意識して売却活動を行うと、高額査定を引き出しやすくなります。

1.査定は必ず複数業社でとる

提示されるクルマの査定価格は、買取店や査定士によってまちまちです。すぐにクルマを売る予定がない場合であっても、査定の依頼は一つの買取店だけで済ませるのではなく、複数の買取店に査定を依頼するようにしましょう。

そうすることで、買取店によって査定価格に差があることを実感でき、将来において、クルマを売却する際の判断材料にもなります。

複数業社への査定依頼は一括査定を利用することで簡単にできますので、ぜひ利用してみてください。

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2.純正オプション、社外オプションは忘れずに用意する

純正オプションや社外オプションも査定の評価の対象となります。特に、純正オプションはプラス査定になる可能性が高くなりますので、純正オプションであることを伝えて査定士にアピールするのも、高値査定を獲得するための一つの方法です。

社外オプションは、プラス査定にならないケースもあり、ホイールやマフラーなど、社外品を取り付ける前の純正パーツが残っているのであれば、純正パーツに戻しておくか、純正部品がある旨を伝えて、査定の対象にしてもらうようにしましょう。

3.ボディ洗車と室内清掃をしておく

査定士がチェックする項目で査定額に大きく影響を与えるのが、クルマの内外装やエンジンルーム内の状態です。

中には、「綺麗にされてますね」とクルマの印象を語ってくれる査定士もいることから、心象を良くするためにも洗車や内装の清掃はしておきたいところですし、クルマを大切に扱ってきたという思いを査定士に伝えることも大切です。

査定士がチェックする項目は以下の通り。各項目ごとに、傷、凹み、サビ、腐食、亀裂、塗装の変色、退色などの観点から細かくチェックを行っています。

4.必要書類は漏れなく準備しておく

クルマの実査定を受ける際に、必要となる書類関係は以下の通りです。

車検証が必要なのは当然ですが、定期点検整備記録簿やメーカー保証書、取扱説明書についても査定の評価の対象になります。

定期点検整備記録簿は、これまでメンテナンスをどのように行ってきたかを確認するのに欠かせない書類で、クルマの状態を知る上で重要な資料となります。また、クルマによって保証期間が切れている場合があるかもしれませんが、メーカー保証書の有無も査定の評価に影響します。最近は10年保証といったクルマも数多く存在しますので、査定を受ける前に必ず確認しておきましょう。

ちなみに、スペアキーも査定の対象となります。仮にスペアキーを紛失したとしても査定および買取はしてもらえますが、紛失した場合はマイナス査定の要因となります。

5.査定後はできるだけ早く売却を決断する

最後、クルマを売りに出すか迷っている方に向けて、絶対に覚えて置いてもらいたいことがあるのでお伝えします。それは、クルマを売るならなるべく早く売ったほうが有利ということです。

クルマの価値は、時間経過とともに下がっています。実際に、クルマの買取額は１カ月ごとに変動するものであり、次の月には大きく値下がりが起きる可能性も否定できません。

もちろん、実際の査定額を聞いてあまりにも低い場合は売らないと言う選択肢もありですが、それでもできるだけ早く査定だけをとって判断材料を集めたほうが得策と言えるでしょう。

また、走行距離もクルマの買取価格に影響します。走行距離が伸びるほど買取価格も下がる傾向にありますので、できるだけ今の状態のまま売りに出したほうが、高く売るという点に関していえば有利です。

大切な愛車を売るかどうか、簡単に決断できるものではないかもしれませんが、できるだけ早く売ったほうが有利なことが多いので、まずは査定だけでもとってみてはいかがでしょうか。

クルマの査定のみ取る場合の注意点

続いて、クルマの査定のみ取る場合の注意点をお伝えします。以下に留意しながら、または守りながら査定を取るようにしてください。

1.冷やかしでは査定を取らない

大前提として、いくら査定のみOKだからといって全く売るつもりがないのに冷やかしで査定を取るのはマナー違反です。査定を取る場合は、あくまで売却を意識している状態で取るようにしてください。

2.査定額にも期限がある

査定のみ取る場合の注意点として最も大きいのが、査定額にも期限があることかと思います。

クルマにも鮮度のようなものがあり、やはり年式が古くなるほど買取価格は低くなります。1〜2ヶ月単位で買取価格が変わることも珍しくないので、この点は十分に留意しておいてほしいところです。

また、査定見積書にも期限をつけている買取店もあります。

できるだけ高く売りたい場合は、原則早めに売却を決断したほうがいいというのがセオリーです。

3. 査定額に納得できないならはっきり断る

「査定額を比べてから売却先を選ぶつもりが、営業マンに押されてしまって契約してしまった・・・」という例もあるでしょう。

繰り返しになりますが、査定額に納得できない場合やもともと複数店舗で査定を取るつもりだった場合はなどについては、売買契約は交わす必要はありません。

もちろん買取店も商売だったり、スタッフノルマがあったりするので「ぜひ当店で買い取らせてください」とプッシュをかけられることがほとんどだと思います。

しかし、断られることに慣れているのも買取店です。もともとの目的を忘れず、目的に沿わないようであればしっかりと断る勇気を持ちましょう。

断る理由は正直に話すのがいいと思います「このぐらいの金額を希望していた」「もともと複数店で査定を取ってもらうつもりだった」等です。もしかすると、こちらのコメントがトリガーとなり、値段交渉に進むかもしれません。

まとめ

殆どの買取店では、クルマの売却をすることなく、査定だけを依頼しても快く引き受けてもらえます。査定価格に納得、満足できなければ売却しないのは当然の権利で、売るのは自由です。とはいえ、スムーズな実査定に臨み、高い査定価格を引き出すためにも、査定を受ける前に押さえておきたいポイントや注意点を把握しておくとともに、事前準備を怠ることなく査定に臨みたいところです。

その上で、便利なクルマのネット査定をフル活用し、将来のクルマ売却に備えて、買取価格の判断材料を得られるよう努めましょう。

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