2021年9月6日、ポルシェジャパンは旧車に対応したインフォテイメントシステム「ポルシェクラシックコミュニケーションマネジメントシステム(PCCM)」と「ポルシェクラシックコミュニケーションマネジメントシステムプラス(PCCM Plus)」の販売を開始した。

ポルシェ356とカレラGTを除くすべての旧モデルに対応

今やクルマにとって必須アイテムのインフォテインメント。しかし、旧モデルのオーナーにとっては無縁のもの・・・だったが、ポルシェは旧モデル対応のインフォテイメントデバイス「ポルシェクラシックコミュニケーション」をリリースしてきた。ポルシェの旧モデルへの需要の多さ、そしてこれまでに生産された70%以上が現在も走り続けていることが背景という。

ポルシェクラシックコミュニケーションは、3.5インチディスプレイを持つ「ポルシェクラシックコミュニケーションマネジメントシステム(以下、PCCM)」と、7インチディスプレイの「ポルシェクラシックコミュニケーションマネジメントシステムプラス(以下、PCCMプラス)」の2種類を用意される。「高解像度タッチスクリーン」と「アップルカープレイ(Apple CarPlay)」を搭載し、PCCMプラスでは、これに加えて「アンドロイドオート(Android Auto)」の使用もできる。

画像: クラシックなインテリアにマッチするデザインにも注目したい。写真はPCCM Plus。

クラシックなインテリアにマッチするデザインにも注目したい。写真はPCCM Plus。

適応車種は、PCCMがFモデル(901型)から993モデルまでのすべての911車両とトランスアクスル車両。PCCMプラスが、911のタイプ996とボクスターのタイプ986となる。つまり、ポルシェ356とカレラGTを除く、すべての旧モデルでどちらかを選択することができるわけだ。ちなみに、ラジオバンドは日本のレンジに合わせたものとなっている。クラシックポルシェのインテリアに溶け込むデザインも魅力だ。

操作系は3.5インチ(1DINスロット)と7インチ(2DINスロット)のタッチパネルだけではない。ボタンと回転式押しボタンコントロールを介してデバイスを制御できるというものだ。そして、タッチパネルには目的を簡単に選択できるよう最適化が施されている。

また、2つのデバイスにはiPhone、USB、およびAUX用のインターフェイスを提供する外部メディアボックスが備えられ、連絡先へのアクセスを含む電話機能は、Bluetooth経由でも利用できる。オリジナルのサウンドシステムはデバイスと統合されており、カーナビゲーション機能はアップルカープレイアプリより行う。

ポルシェクラシックコミュニケーションマネージメント ラインナップ

・PCCM<911Fモデル(901)~993、924、944、968、928用>:21万3400円
・PCCMプラス<996、986用>:23万9800円

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