自家用車(ファミリーカー)は大衆車であることがほとんどだと思いますので、一般の中古車買取店でまずは査定をとってみるといいでしょう。
大手買取店はこうした大衆車の扱いが豊富ですので、適正な査定が期待できます。
しかし、年式が古かったり、10万キロを超える過走行の場合は査定を断られてしまうこともあるかと思います。そのような場合は、低年式・過走行のクルマ買取を得意とする「廃車専門買取店」で査定を取ると、買取を行ってくれるかもしれません。
ここでは、自家用車の売却に関し、高く売る方法や買取店の選び方など解説します。
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自家用車を売るならココ!おすすめ買取業者5選
【おすすめサイト1】最大30社の比較ができるカーセンサー
リクルートが運営するカーセンサーは、一括査定サイトの中でも利用者数が多いサイトの一つです。
ビッグモーターやガリバーなど、ファミリーカーの扱いに慣れている大手買取店も参画しています。
できるだけ高い査定価格を引き出すためには、より多くの買取店に査定をしてもらい比較することがポイントですが、この点カーセンサーの提携業者数は1,000社以上と一括査定サイトでは最大級となっており、査定の依頼も最大30社に対して一括で出張査定の依頼をすることが可能です。
査定サイト選びに迷ったらおすすめしたいサイトですので、一度ご利用してみてはいかがでしょうか。
【おすすめサイト2】オークション型査定の楽天Car車買取
楽天Car車買取はオークション型の査定を行う査定サイトです。
全国5000社以上の業者と提携しており、大衆車を扱う買取店も数多く参画しています。そして、そうした業者の入札をまち、最も高額査定を出した1社とマッチングできる仕組みです。
ですから、一括査定のような複数社からの電話営業を受ける心配はいりません。
オークションとはいえ楽天スタッフから丁寧に出品サポートをしてもらえ、出品前には第三者目線で適正な車両検査を行なってもらえます。
また、希望価格を設定できるので、納得いく査定額がつきやすいとも言えます。
入札の様子はリアルタイムで確認でき、価格が競り上がっていくライブ感も人気です。
「できるだけ高く売りたい」「一括査定のような電話は避けたい」と思っている方にピッタリのサービスですので、こちらもご利用を検討してみてはいかがでしょうか。
【おすすめサイト3】利用実績450万人突破のカービュー
カービューは、国内のクルマ一括査定の生みの親でもあり、2000年5月に愛車無料一括査定サービスを開始してから、450万人以上の利用実績がある老舗中の老舗です。
ヤフー株式会社の子会社でもあり、「みんカラ」という日本最大級のクルマの口コミサイトも運営しています。
古くからのファン層を大きく抱えて安定していますので、実績や安心感を求めている方には特に人気があります。
長い歴史のなかで、常にユーザー視点に立ってサービスを運営してきた経験から、一括査定の申込フォームや買取相場を調べるためのコンテンツも非常に見やすいと評判を得ています。
中古車情報にまつわる情報も充実しており、一括査定の申し込み以外にも色々と役に立つサイトです。
【おすすめサイト4】オークション型ネット査定のユーカーパック
ユーカーパックもオークション型の一括査定サービスです。
1回の査定で最大5,000社以上が参加するオークションに出品できます。もちろん、ファミリーカーのような大衆車の扱いに慣れている業者も多数参画しているので、適正な査定にも期待を持てるでしょう。
査定は1回だけしか行われないため、個人情報は査定してもらう業者と、最も高い入札をしてくれた買取店以外に行き渡ることがなく、煩わしい電話営業がないのも大きな特徴です。
【おすすめサイト5】大手買取店のガリバー
国内店舗数No.1の500店舗超を誇る、買取店大手ガリバー。
たくさんの買取実績がありますから、ファミリーカーの取り扱い実績も相当なものです。国産車かつ大衆車であるなら、適正に査定してくれることが期待できるでしょう。
ガリバーが人気の理由のひとつに、走行距離が10万kmを超えるクルマや、年式が10年以上のクルマ、車検が切れているクルマや事故歴のあるクルマも買い取ってくれる点があります。
また、ローンが残っているクルマも、残債を相殺して買い取ってくれますし、売買契約を結んでから入金まで最短で二日と早いのも特徴で、クルマの売却を急がれている方にはお勧めです。
ただ、電話営業が熱心な傾向にあり、着信拒否などをすると絶え間なく電話をかけ続けてくることもありますので、一括査定の場合は、かかってきた電話には速やかに対応して、煩わしい電話に悩まされないように心掛けましょう。
自家用車(ファミリーカー)はどれくらいの価格で売れるのか?
自家用車がどれくらいの価格で売れるのかといえば、クルマの状態等に大きく左右されるので、具体的な相場を出すことは難しいです。
ただし、ファミリーカーの中でも中古車市場で人気があるクルマはそれなりの査定額がつくことが期待できます。
具体的には以下のような傾向があります。
- SUVやミニバンは高額査定が期待できる
- 軽自動車も人気車種かつ高年式であればそれなりの査定額が期待できる
- セダンの査定は厳しい傾向に
SUVやミニバンは高額査定が期待できる
ファミリーカーの中でも高い人気を集めているのが、ミニバンやSUVです。
これらのクルマは中古車市場でも人気が高く、仕入れ積極的な買取店が多いので、ファミリーカーの中では高額査定が期待できる車種と言えるでしょう。
ただし、グレードや年式、走行距離が買取価格にも影響しますので、必ずしも高額査定が約束されているわけではない点にご注意ください。
当然ながら、高年式かつ走行距離が少ない方が買取には有利です。
軽自動車も人気車種かつ高年式であればそれなりの査定額が期待できる
軽自動車も人気のモデルで、かつ過走行等になってない場合は意外な査定額をつけてくれることも珍しくありません。
特に地方部では軽自動車の人気が高く、中古車市場で探しているユーザーも多いです。
こうした背景から、全国展開しているような買取店を利用すると、他店よりも良い査定額を提示されることもあるので、売却先の選択肢としてもっておくといいでしょう。
また、軽自動車を自社販売しているような買取店も期待大です。業者オークションに流す必要がないので、積極的な査定額が提示されることが期待できます。
セダンの査定は厳しい傾向に
セダンをファミリーカーとして利用してきた方も多いと思いますが、残念ながら査定額は厳しい傾向にあります。
というのも、セダンタイプのクルマの人気は低迷しており、中古車市場に出してもなかなか買い手が見つからないこともあるからです。
このような背景があるため、リスクを避けるために消極的な査定額になってしまうことが考えられます。
しかし、全くセダンが売れないわけでないので、ご自身のクルマを専門的に扱うような買取店があれば相談してみるといいでしょう。
今は専門店でもネット査定、全国対応している場合も多いので、ネット検索等を駆使して探してみてはいかがでしょうか。
また、セダンは国内人気がなくても海外で需要があるため、海外に販路を持つ買取店に相談することも一つ有効です。具体的には廃車専門買取店になりますが、査定額は低めになる傾向も否めませんので、その点にはご注意ください。
自家用車を高く売却するためのポイント3つ
自家用車を高く売却するためには、以下3つのポイントを押さえることが重要です。
- 査定前にはクルマを綺麗にしておく
- 必ず複数店で査定する
- 自家用車を売ろうと思ったのならすぐに行動する
①査定前にはクルマを綺麗にしておく
クルマの売却で、必ず欠かせない必要なことはクルマの洗車です。
クルマを綺麗にしてから査定に出すことが必要な理由は、ピカピカにされたクルマは査定士の印象を変えることができるからです。
例えば、ご自身がクルマを査定することを考えてみましょう。綺麗な自家用車を査定する場合と、汚れた自家用車を査定する場合とでは、綺麗な自家用車のほうが査定もしやすく、そして自家用車のオーナーのクルマに対する思い入れも伝わってくるでしょう。
しかし、汚れた自家用車の場合は、いくら仕事とはいえ、クルマに触るのを躊躇してしまうことがあるかもしれません。
これでは完璧な査定にならず、相場より安く見積もってしまうことになるでしょう。なによりも、オーナーがクルマを大事にしていないのではないかと、過小評価してしまう可能性も考えられます。
このように、プロの査定士も人の子ですから、査定する自家用車が汚れていては十分な査定ができずに、相場より低い査定額を提示することになるでしょう。
査定前には、自家用車への感謝の気持ちを抱きながら、綺麗に内外装を掃除してあげることが、査定時に高い価格を引き出す最低限の方法です。
②必ず複数店で査定する
少しでもクルマを高く売るには、複数店で査定を取ることは必須です。
そもそも買取店ごとに査定額は異なるものであり、1件目で出された査定額が、そのクルマにつく最高額とは限りません。
また、複数店舗で査定をとることで、他店の査定額を交渉材料にすることもできます。
このように、どの程度まで査定額を伸ばせるかは、できるだけ多くのお店で査定を取り、最高額をつけてくれるお店と巡り合えるかにかかっています。
とはいえ、何件も買取店を回るのは非常に骨が折れる作業になりますから、こうした場合にこそ一括査定等のサービスを利用するのがおすすめです。
一括査定を利用すれば、簡単に手間なく複数業者に査定依頼を出せ、無料の出張査定を行ってもらえます。その中で査定額の比較を行えばいいので、非常に便利です。
例えば、リクルートが運営する「カーセンサー」は代表的な一括査定です。こうしたサービスを上手に利用し、複数社の査定をとってみてはいかがでしょうか。
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③自家用車を売ろうと思ったのならすぐに行動する
自家用車を売却しようと考えるシチュエーションは、様々でしょう。買い換えの人もいれば、自家用車を必要としなくなり売却だけしたい人もいるでしょう。
しかし、自家用車を売却する理由はどうあれ、売りたいと思う気持ちには変わりがないはずです。そこで自家用車を高く売るには、売りたい理由に関係なく売りたいと思ったときに即行動を起こすことがポイントです。
自家用車も時間が経つほどに売却価格は下落しますから、売りたいと思った時期から一カ月以上開いてしまうと、10万円以上も売却価格が値下がりしてしまうこともあります。こういった相場の変動は通常の現象であり、けっして珍しいことではありません。
そのため、自家用車の売却を決めたらズルズルと後回しにするのではなく、なるべく早く行動を起こすことが、自家用車を高く売る秘訣です。
自家用車を売却した場合、確定申告は必要になるのか?
クルマの売却はまとまった資金が手元に入りますから、確定申告の対象となるのではと思う方もいらっしゃるかもしれません。
その点については、基本的に以下のように考えます。
- 売却金額が購入金額を下回るケース・・・確定申告の必要なし
- 売却金額が購入金額を上回るケース・・・確定申告の必要あり
売却金額が購入金額を下回るケース・・・確定申告の必要なし
原則、売却金額が購入金額を下回れば確定申告の必要はありません。
プレミアがついているような希少車だったり、よほどの人気車両でない限りは購入金額を上回ることは稀なので、多くの人は確定申告の必要性はないでしょう。
ちなみに、まとまったお金が手元に入るにもかかわらず、税金がかからないのは、クルマを購入している時に税金を払っているからです。
売る時にも税金がかかると二重税になるので、課税対象にはならないことになっています。
売却金額が購入金額を上回るケース・・・確定申告の必要あり
一方、売却金額が購入金額を上回るケースでは、確定申告が必要な可能性があります。
これは、単純に売却によって利益を得たとみなさるためです。そのため、所得税の課税対象になります。
ただし、上回っている金額が20万円に届かない場合は確定申告の必要はありません。
まとめ
売却方法は、基本的に下取りより買取のほうが高く売却することが可能です。しかし、乗り換えの場合は下取りも考慮に入れて検討したほうが良いでしょう。
自家用車は人気がある車種が多いので、比較的高値で取引されます。とはいえ、人気があるからと売却を後回しにするより、売却を思い立ったら、なるべく早く売却することが高く売る秘訣です。
そして、買取店も一店舗だけでなく複数店舗での買取査定をすることで、高値を引き出すことが可能になります。車買取一括査定などを上手に使って、自家用車を高く売りましょう。