2021年11月19日、F1第20戦カタールGPが首都ドーハ郊外のロサイル・インターナショナル・サーキットで開幕。フリー走行1回目はレッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンがトップタイムをマーク、フリー走行2回目にはメルセデスのバルテリ・ボッタスがそのタイムを大きく更新した。ホンダ勢は好調で、両セッションとも全車トップ10入り。角田裕毅は全体の7番手に入っている。

ガスリーが両セッションで2番手タイムをマーク

ホンダの田辺豊治F1テクニカルディレクターは「初走行となったロサイル・インターナショナル・サーキットで、両チームは多くの周回を重ねて車体・パワーユニットともにセットアップの煮詰めを進めました。ただ、パフォーマンスアップのためにまだまだやることがたくさんあります。収集した多くのデータを解析し、予選、またレースに向けて最適化を進めてのぞみます」とコメント。各ドライバーは次のように語っている。

マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)

「ドライビングを思いきり楽しみました。とても面白いコースだと思います。フリー走行2回目がこのコースで初めて夕方の走行だったので、マシンがどんな反応をするか確認することが重要でした。僕にとってはミディアムタイヤとソフトタイヤでかなり大きな変化があり、ソフトタイヤはあまりよくありませんでしたが、初めて走る場所なので、理解しなければならないことが多くあります。レースで他のマシンと走るときにどうなるかを語るのは難しいですが、一周を通じて見ればいいはずです。ここから今週末がどうなるか見ていきますし、すべてが初めてなので、確認すべき点がたくさんあります」

画像: フリー走行は全体で3番手タイムとなったフェルスタッペン。

フリー走行は全体で3番手タイムとなったフェルスタッペン。

セルジオ・ペレス(レッドブル・ホンダ)

「若い頃にこのコースをドライブしたことがありますが、その記憶はここに来てからだんだん思い出してきた程度なので、周りと比べてアドバンテージになっているとは思いません。今日はいいスタートを切ることができたと思いますが、セッション中にいくつかの変更を行ったので、それを確認する必要があります。特にソフトタイヤでの状態を見ていきます。他との差はごくわずかで、明日の予選では僕らが強さを発揮できればと思います。ここはとても面白い場所で、昼と夜で全く異なります。簡単なコースではなく、明日は風向きも変わると予想されているので、何が起きるか興味深いです。今夜やるべきことが残っていますし、マシンバランスにも完全に満足していないので、明朝までに修正点を確認していきます。次にあるレースと同時刻のセッションは予選なので、フリー走行2回目のデータを最大限分析して、前進できるようにプッシュしていきます」

画像: リアウイングのトラブルもあってタイムを出せなかったが、ペレスはそれでも8番手。

リアウイングのトラブルもあってタイムを出せなかったが、ペレスはそれでも8番手。

ピエール・ガスリー (アルファタウリ・ホンダ)

「とてもいい初日となり、今季ここまでで最高と言えるかもしれません。マシンの中にいると、それほど楽には感じませんでしたが、ラップタイムは本当にいいと思います。バランスの面はさらに改善できると思うので、引き続き取り組んでいきます。僕らの目標は、もちろんできるだけ上位のグリッドを獲得することですが、現実的に考えても現段階ではとても競争力があるはずなので、予選では再びマクラーレンやフェラーリとポジションをあらそうことができればと思います」

画像: フリー走行1回目、2回目、ともに2番手タイムをマークしたガスリー。

フリー走行1回目、2回目、ともに2番手タイムをマークしたガスリー。

角田裕毅(アルファタウリ・ホンダ)

「いい走行ができ、マシンはかなり力強いと思います。予選とレースに向けて、いくつか異なるセットアップを試しながら貴重なデータを収集しました。初めてのサーキットなので走行を重ねることが重要になります。マシンはミディアムタイヤでのパフォーマンスがよかったのですが、ソフトでは少し苦戦したので、その部分の改善に取り組みます。全体的にはいい一日となり、肝心なところで上手くまとめきることができました。ここではオーバーテイクがかなり難しそうなので、レースに向けてはいいスタート位置を確保することが大切です。日曜のポイント獲得に向けて、いいポジションに行けるはずです」

画像: フリー走行1回目で素晴らしいタイムを出して周囲を驚かせた角田。2回目も7番手タイムをマーク。

フリー走行1回目で素晴らしいタイムを出して周囲を驚かせた角田。2回目も7番手タイムをマーク。

タイヤを供給するピレリは「予選・決勝と同時刻にスタートするフリー走行2回目は忙しいセッションとなりました。そのフリー走行2回目は気温28度、路面温度30度というコンディションで始まりました。路面温度が13度も高かったフリー走行1回目はハードタイヤがうまく機能しましたが、フリー走行2回目ではソフトタイヤとミディアムタイヤが使われました。 これまでのところ、ハードタイヤとミディアムの間のギャップは約0.7秒、ミディアムとソフトの間のギャップも同様です。 ラップタイムは非常に速く、すでに推定されていた予選のタイムに近づいています。新しいトラックではデータ分析が重要となります」とコメントしている。

F1第20戦カタールGP予選は日本時間11月20日23時(現地時間17時)、決勝は日本時間11月21日23時(現地時間17時)に開始される。この週末のカタールの日没は16時45分、17時の開始時は夕刻というより夜間で、気温、路面温度が急激に下がる中で行われる。

2021年F1第20戦カタールGP タイムスケジュール

フリー走行3回目:11月20日14時〜15時(日本時間20時〜21時)
予選:11月20日17時〜18時(日本時間時23時〜24時)
決勝(57周):11月21日17時〜(日本時間23時〜)

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