画像: 水没車買取おすすめ業者6選!水没車を売却する際の注意点・コツと合わせて紹介!

水没車は、中古車として国内流通が難しい場合が多いので、一般的に廃車買取業者での買取が主流です。そして売却前にはむやみにエンジンを始動しないほうがいいなどの注意点もあります。ここでは水没車買取のおすすめ業者を紹介するとともに、少しでも売却を有利にするためのコツをご紹介します。

水没車は、走行できる状態でもいつ不具合が起きるかわかりません。それゆえに、一般中古車買取では査定価格がつかないことがほとんどです。そこで、水没車は一般の中古車買取ではなく、廃車買取業者で売却することをおすすめします。

廃車買取であれば、0円以上で買取が約束され、ほとんどの業者で廃車手続きが無料です。

また、水没車といってもすべて状況が同じではないので、水没の程度による査定も行われます。

ここでは、水没車買取のおすすめ業者と水没車の定義、そして買取に出す場合の注意点などを詳しく解説します。ぜひ納得いく価格で売却するための知識を身につけてください。

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水没車買取おすすめ業者6選

水没車は、一般中古車買取店では買取を拒否される場合があります。それは、走行可能な水没車でも転売先である業者オークションで事故車扱いとなり、値段がつかない場合があるからです。

そのため水没車を売却するなら、どんなクルマでも買取している廃車買取業者に相談するとよいでしょう。しかし廃車買取業者のすべてが、良い条件で買取してくれるとは限りません。

そこで、水没車の高価買取が期待できる業者をまとめてみました。おすすめの業者は以下の6店舗です。

  • カーネクスト
  • 廃車王
  • 廃車本舗
  • ナビクル廃車買取
  • ハイシャル
  • カービュー事故車買取

【おすすめ1】カーネクスト

画像: 画像引用:カーネクスト carnext-haishakaitori.jp

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カーネクストは、どんなクルマでも原則0円以上で買取しており、水没車の買取も可能です。しかも水没車の場合に多い不動車も、レッカー料金無料で引き取りしている点は安心ポイントのひとつ。

カーネクストの特徴は、電話で査定依頼すると、その電話でクルマの車種と年式、走行距離のほか、クルマの状態を聞いて査定額を算出します。通常の自動車買取では、電話査定後に実車査定して減額してきますが、カーネクストでは電話査定後に再査定はありませんから、あとから減額される心配がありません。

電話査定後は、そのまま近くの業者に引き取りを依頼してクルマを引き上げに来るので、電話1本だけで査定から引き取り、そして契約まで完了する極めて簡潔なシステムです。

また、時間がなく引き取り業者の査定に立ち会えない場合も、立会なしでの引き取りにも応じているので、忙しい方にも安心して利用できる廃車買取です。

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【おすすめ2】廃車王

画像: 画像引用:廃車王 www.haishaou.com

画像引用:廃車王

www.haishaou.com

廃車王では、水没して動かなくなったクルマも無料で引き取りしています。しかも廃車に関する手続きを無料で行ってくれるほか、クルマによっては高値買取もしています。

廃車王が水没車を買取できる理由は、全国にある150店舗の自動車解体事業者が運営しているからで、その全ての企業でクルマを解体して、使えるパーツとリサイクルパーツに分けているからです。

また、廃車王は日本で唯一、経財産業大臣の認可を受けたNGP日本自動車リサイクル事業協同組合の組合員なので、日本全国に流通ルートを持っています。そのため、水没車でもパーツごとに買取できるので、水没車の高価買取も期待できます。

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【おすすめ3】廃車本舗

画像: 画像引用:廃車本舗 haisyahonpo.jp

画像引用:廃車本舗

haisyahonpo.jp

廃車本舗では、水没車の廃車手続きを無料で行いレッカー代も廃車本舗で負担するので、オーナーが支払う費用はありません。これは、海外に多くのネットワークを構築しているため、買取したクルマを国内外の多くのル―トで販売できるからです。

水没車の中には、エンジンが始動して走行可能なクルマもあります。ただし、内装が水没により汚れてダメージを負っている場合もあり、特に水没車特有の臭いは国内で商品として成り立ちません。もちろん、国内でも人気の車種なら清掃して再販する価値がありますが、それはごく一部の車種に限られるため、ほとんどの車種は水没すると国内で中古車として流通することは極めてまれです。

しかし海外なら、水没車でも走行可能であれば、臭いなど気にせずに再販されます。そのため、海外輸出事業者と連携している廃車本舗であれば、動く水没車ほど他より良い値段で買取するでしょう。

また廃車本舗では自社でリサイクル工場を持っています。動かないクルマはパーツとして国内外に販売しているため、水没車の動かないクルマでも買取が可能です。

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【おすすめ4】ナビクル廃車買取

画像: 画像引用:ナビクル廃車買取 haishakaitoru.com

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haishakaitoru.com

ナビクル廃車買取では、全国どこでも引き取りが0円のほか、レッカー代、解体費用、書類手続きのすべてを無料で行っています。

ナビクル廃車買取は、株式会社エイチームグループの株式会社エイチームライフスタイルが運営しています。様々なスマートフォン向けアプリを送り出していますが、クルマに関しても2007年より中古車買取一括査定サイト「かんたんクルマ査定ガイド」のサービスを開始し、多くのユーザーから支持されてきました。

その後、廃車買取に広げていますが、中古車買取から培った中古車販売、そして中古部品の流通ルートを生かし、水没車でも使える部品を再利用するルートが確立されているため、ナビクル廃車買取では、0円以上で買取保障されています。

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【おすすめ5】ハイシャル

画像: 画像引用:ハイシャル haishall.jp

画像引用:ハイシャル

haishall.jp

ハイシャルでは、水没車でも0円以上で買取保障していますが、さらに商用車や希少車などは、買取金額に期待できます。

ハイシャルは専門スタッフを年中無休で配置して対応しているので、休日であっても水没車の相談にのってくれます。そのため、水没車のような特殊な状況でも、不安を払拭できる相談が可能です。

水没車とひと言でいっても状態は様々で、国内で人気のないディーゼル車やマニュアル車も海外にルートを持っているので、ハイシャルなら問題なく買取してもらえるでしょう。

このほか、エリアによっては当日引き取りしてくれるので、忙しい方はハイシャルに相談してみるとよいでしょう。

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【おすすめ6】カービュー事故車買取

画像: 画像引用:カービュー kaitori.carview.co.jp

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kaitori.carview.co.jp

カービュー事故車買取は、ヤフーの完全子会社として運営するクルマ総合情報サイトCarView!の廃車買取事業です。クルマ情報SNSで有名な「みんカラ」も運営しているので、口コミなどの情報から最適な廃車買取業者を提供しています。

一般的に廃車買取では複数同時査定はあまり見られませんが、カービュー事故車買取では、一度に多くの買取業者に査定依頼ができるので、一番高い廃車買取業者に売却できるメリットがあります。

カービュー事故車買取であれば、carview!ならではの、2万件を超える査定口コミと実績があるので、廃車買取業者を比較しながら売却先を検討できます。また、全国230社以上と提携しているので、全国どこでも廃車買取が可能です。

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そもそも水没車とはどういうクルマなのか

水没車とひと言にいっても様々です。例えば完全にクルマの屋根まで水没していなくても水没車として認定される場合があります。これは、中古車査定協会や各中古車店の基準により水没車として認定されるので、クルマが完全に水没していなくても、浸水経験があれば水没車と判断されるからです。

水没車とは室内まで浸水したクルマのこと

水没車は自動車業界で冠水車と呼ばれ、一般的に車内のフロアまで浸水したクルマのことを指します。そのため、クルマのルーフまで水没していなくても、車内の床まで水が浸入したら水没車です。

しかし、フロアまでの浸水の場合、乾いてしまえば一般的に本当に水没車なのか見分けがつきません。これはクルマに詳しい人でも見抜くことは難しいでしょう。

しかし自動車のプロは、水没車特有の通常の使用では見られない不具合として、サビの発生場所や匂いなどから特定します。

ですから、水没や浸水した経験は必ず査定時に伝えることが重要です。仮に後から浸水経験がバレると、再査定はもちろん、売却金の返還請求まで行われる可能性があります。

水没や浸水に限らず、不具合を隠して売ることは絶対に避けるようにしましょう。

通常の使用ではサビが発生しない場所にサビがある

通常、水没すると必ず水分がクルマの見えないところに残っているため、通常の使用ではありえない場所からサビが発生します。例えば、運転席や助手席のシートの下や、足元のサイドの内張の中などの鉄板です。

クルマは雨の日でも使用され、濡れた靴で乗り込みます。しかし、車内のカバーで覆われた場所や、足の届かない場所には靴についた水分が付着することはありません。しかし水没していると、水はどんな隙間でも進入し、そこにある鉄をサビさせてしまうでしょう。

そのため水没車は、乗車したときに足元で濡れない部分にサビが出ている場合が多いことから、普段目にすることがない場所の確認をします。

普段の使用ではありえない汚れが車内にある

水没すると、車内に汚い水が浸入してきます。それは、生活排水である場合や、山や畑などの泥水を巻き込んだ水かもしれません。しかもそれらの水はけっしてキレイとはいえないので、乾燥すると独特なドブのような臭いを発します。

また水没したクルマの水による汚れは、浸かった部分まで残っているので、ひどいケースで水没した位置で車内を一周するように汚れの跡が残っています。

足元を少し浸水しただけでも臭いや汚れの跡が残るので、水没車として評価されるでしょう。

電装装備にエラーが発生している

最近のクルマは多くの電装品を装備します。そのため、車内のフロアカーペットを軽く濡らす程度の水没でも、そこにある配線に水分を付着させ、電装品への不具合に発展するケースがあります。

車内の配線は車外の配線と異なり、配線を繋ぐコネクターを防水加工されていません。そのため、コネクターに浸水すると、かなり深刻なダメージを発生させる場合があります。

例えば、クルマのエンジンをコントロールするコンピュータは、運転席などの足元に設置されていることも多く、水分の乾燥の前にエンジンを始動すると、内部をショートさせてエンジンが動かなくなるでしょう。

このほか足元やフロアカーペットの下に、配線が張り巡らされている車種もあります。クルマから水を排出した後でしっかり乾燥したと思っても、その部分にいつまでも水分が残り、配線をむしばみ腐食・ショートさせる可能性があります。

このようなことから、足元までの水没で一般的な使用では考えられない電装品のエラーが多く出ているようなら、水没車として査定されるでしょう。

水没車は査定基準に照らし合わせて判定される

水没車の査定基準は、日本中古査定協会が推奨している査定基準に照らし合わせています。また、クルマを査定するときに、水没しているか中古車買取店独自の査定方法で調べて、本当に水没したクルマなのか判定します。

中古車査定協会では、水没車の場合の基準をフロアまでとクッション上部までの2種類に分けて判定し、それぞれ基準価格に対してフロアまでなら50%、クッション上部以上なら70%の減点率としています(参考:中古自動車査定基準(Ⅰ)

例えば基準価格が100万円のクルマの場合、フロアまでの冠水でも50万円減額されることになり、シートまで浸水していると70万円も減額されてしまいます。

ただし、この減点額はあくまでも中古車査定協会によるものであり、詳細の金額は査定する業者により決定されます。そのため一般の中古車買取では水没車に対して厳しい目を向けられることもあり、より多くの減額、または査定0円になることがほとんどです。

水没の痕跡が複数発見された場合に確定

水没車の判定は、査定する業者にもよりますが、一般的に複数の事例が重なったときに水没車と断定されます。

これは、1カ所の水没と思われる部分だけで、水没車と断定するには危険すぎるからです。というのも、サビが普段見られない場所から発見されたとしても、オーナーがその部分に何らかの水分を付着させた可能性も否定できません。しかし同時に汚れや臭いもあれば、かなり水没車と断定できる要素がでてきます。

また買取店では、1カ所や2カ所だけでなく、できるだけ多くの痕跡を見て水没車と確信できたときに判定します。

水没車を売却するコツと注意点

水没車を売却する場合、廃車買取であればどこでも良いわけではありません。また、水没車を買取店にどのような状況だったのか正確に伝える必要があります。そして、水没車とわかっている時に、事前にオーナーも水没車への配慮や注意しておくべきことがいくつかあります。

最近多くなったハイブリッド車は、水没しても感電しないよう自動車メーカーによる対策は万全です。しかし、不用意にハイブリッド車の電源を入れることは危険に繋がるのでやめたほうが良いでしょう。このように、水没車には売却する前に押さえておくポイントと注意点があります。

軽微な水没と思ってもエンジンを始動しない

水害に遭遇してミスしてしまいがちなのは、軽微な水没から乾燥させてすぐクルマに乗り込みエンジンを始動しようとすることです。水没地点の水が引けたからといって、車内に水分が全く残っていないとも限りません。もし、水分がクルマの電装系やエンジンの吸排気系(エンジンが空気を取り入れる場所とマフラー)に多くの水が残っていると、取り返しのつかないトラブルに発展します。

水没したクルマをエンジン始動して、エンジントラブルだけで済めばよいですが、どんなクルマにもバッテリーが搭載されています。水は電気を通しやすいので、エンジン始動で思わぬ危険にさらされる恐れもあるため、軽微な水没だと思ってもエンジンは始動しないようにしましょう。

このほか水没車で多いのが、エンジン内に浸入した水によって再起不能となるケースです。これは、エンジン上部まで水没していなくても、エアクリーナーやマフラーから侵入した水が、エンジン始動と同時に水が浸入してエンジン故障に至るケースがあります。

このようなことになってはクルマの使える部分を大きく損傷させてしまい、廃車買取価格も大幅に下がってしまうので、水没車のエンジンは始動しないようにしましょう。

水没車はできるだけ早く売却する

クルマの多くの部分は鉄でできていますから、水に長く浸かった状態ではサビの発生を心配しなければなりません。そのため水没車になったなら、サビが進行する前にできるだけ早く売却行動にでることです。

水没車の中には軽微な水没車もあり、エンジンを始動させても何ともなく走行できる場合もあるでしょう。しかし水没車の異臭や汚れに嫌気がさし、売却を検討される方も少なくありません。そのような場合、水没した部分はかなり深刻なサビが発生していると考えられますから、水没車の売却を思い立ったらすぐに行動しましょう。

このほか、海水による水没はさらに車に深刻なダメージを与えます。海水に水没した直後であればそれほどダメージは見られませんが、水が引けて乾いてから数日経つと、あっという間にサビが発生するでしょう。

海水による水没は、淡水の水没より早くアクションを起こさなければ、クルマはどんどん朽ち果ててしまい、それと並行して買取価格も急降下します。

水没車の処分はできるだけ早いほうが条件良く買い取られます。水没車は廃車買取であればどんな状態でも0円以上で買取しているので今すぐチェックしましょう。

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水没の程度を正確に伝える

水没車を廃車買取業者に査定に出す場合、電話での査定が多くなります。その時に、どの程度水没したのか、正確に伝えなければクルマの査定額は正確に出てきません。

例えば車内のシート下までの水没車を、見た目が汚れてとてもひどい状況になっていることから、水没の状況を全体が水没したと伝えた場合、査定評価は悪く判定されてしまうでしょう。逆に、水没の様子が見た目ではわからないことから、水没を隠して査定した場合は、買取後に水没の事実が発覚して、瑕疵担保責任に問われる可能性があります。

瑕疵担保責任は中古車の売買でよく話が出てきますが、廃車買取でも現金の受け渡しが発生することから当然、瑕疵担保責任は適用され、損害賠償を請求される可能性があります。

還付金についてしっかり相談する

クルマには自動車税、重量税とった税金や、自賠責保険の保険料を毎年課せられます。そして、これらの税金は廃車にするときに残存期間があると還付される仕組みになっています。

廃車にする場合、還付金について正確に伝える業者もありますが、うやむやにする業者も中にはあるので注意しましょう。

また、廃車する時期によって還付金が1カ月少なくなってしまう可能性があります。例えば月の始めであれば、翌月からの残存期間分が還付されます。しかし、月末になると手続きが間に合わない恐れがあることから、翌々月からの残存期間に対しての還付となってしまいます。

そこで、廃車にするときは廃車買取業者に月の中ごろまでには契約し、還付金についても詳しく相談しましょう。

引き取り無料の業者に依頼する

水没車には走行できない不動車がほとんどですから、引き取りにはレッカー車が必要になります。このレッカー車の手配には意外に高額な費用が請求されるので、廃車買取業者を選ぶ場合はレッカー費用も無料の業者を選びましょう。

廃車買取では、引き取り料が無料の業者がほとんどです。しかし引き取りが無料でも、水没車のように自走できないクルマが引き取れない業者も多く見られます。

そのような業者はレッカー車で狭い路地に入ることが苦手なことも多いので、引き取りには広い場所までオーナーに運んでもらってから引き取ることがほとんどです。

そこで廃車買取に依頼するときは、事前に水没車の引き取りは無料なのか、そして水没車があるローケーションを伝えて、その場所でも引き取りが可能なのか確認しましょう。

水没車の処分はディーラーと買取店でどちらが得か

水没車の処分は、廃車買取だけではありません。新車ディーラーをはじめ、中古車ディーラーなどのほか、民間整備工場でも水没車の処分をしています。

しかし、ディーラーなどでは水没車の処分はしますが、買取をしていないので、ディーラーでの水没車の処分は廃車買取業者より損する可能性があります。

ディーラーはクルマを販売する場所であり、買取店ではない

ディーラーでは水没車の処分を依頼されれば行いますが、基本的に新車や中古車を販売する場所なので、水没車を買い取る業務は行いません。

しかもディーラーでは、水没車の処分だけを受けることはあまり行わないほか、処分を依頼すると水没車の引き取り料、スクラップ費用、そして廃車手続き費用が取られてしまうでしょう。

また、ディーラーでは税金の還付についても話さない場合が多く、気がつくと廃車費用から還付が引かれて、さらに足りない廃車費用が請求される場合もあります。

ディーラーの買い替えでは条件をよく見せるテクニックを使う

ディーラーに水没車の引き取りを依頼する場合、水没車の代替車となる新しいクルマの購入の相談にうかがう時でしょう。ディーラーでは、不幸にも水没した顧客には、この時とばかりに上客として手厚くサービスを始めます。

クルマを失ったということは、必ずクルマを購入するので水没車の処分費用が無料になる話や、買い替えのクルマの値引きを大きくするなど好条件に見える話を持ち掛けてきます。しかし実際は、水没車の廃車手数料が折り込み済みである場合がほとんどで、水没車の廃車処分料で損しないように新車価格からの値引き額を調整しています。

そのため廃車買取以外のディーラーなどで水没車を処分するのは、あまり得策ではありません。

良心的なディーラーなら廃車買取を奨めてくる

ディーラーでも、良心的なセールスマンも多くいます。良心的なディーラーであれば、水没車をディーラーで処分するより、廃車買取に依頼したほうが得であることを奨めてくるでしょう。

クルマのことをすべてディーラーに任せたい人とって心外な話かもしれませんが、確かに廃車買取のほうがお得に水没車を処分できます。ですから、これは失礼な話でもなんでもなく「ユーザーが損しないように」というセールスマンの配慮なのです。

ただし、どんなに良いセールスマンでも、一見さんのようなユーザーに対して、ここまでの配慮をするとは限りません。良心的なディーラーで、よくできたセールスマンがいるお店の顧客であるからこそ、良い配慮もしてもらえるといってよいでしょう。

ディーラーでは、ユーザーのこれからの付き合いを大切に考えています。「クルマを売ったら終わり」ではなく、その後の整備や車検、そして乗り替えまでずっと先を見て商談します。そのため、多くの場合ユーザーに不利になるような話をせず、また付き合いのないディーラーだと多くを語りません。

よって、馴染みがないディーラーでの水没車の処分はユーザー任せとなり、処分してほしいと言ってもユーザーのいいなりでお得な情報を話しないかもしれません。

水没車買取でよくある質問

Q.水没車でダッシュボードまで水に浸かっていますが買取してもらえますか。

A.どんなに水没していても廃車買取業者のほとんどは0円以上で買取しています。

Q.水没車が現在も水没した状態ですが買取してもらえますか。

A.水没状態のクルマを引き上げるには、特殊な車両が必要です。また水没している場所によっても作業車も異なるので、レッカー会社に相談したほうが良いでしょう。最近は自動車保険にレッカー移動が付帯している場合もあるので確認することをおすすめします。

まとめ

クルマの大部分は鉄でできています。そのため、水没車はサビが回る前にできるだけ早く買取店に相談して売ることです。早めであれば、良い金額で買い取られる可能性もありますが、遅くなれば魅力的な水没車も、まったく値段が付きません。

しかし慌てすぎるのもよくなく、水没車を高く買取する業者を探すのもポイントです。それにはできるだけ多くの廃車買取業者に相談することですが、同時に水没車の引き取りが完全無料なのかかも聞いておきましょう。

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