飲酒運転防止機器などを開発・販売する東海電子(本社:静岡県富士市)が、親子で楽しめるアルコール検知器手作りキットの販売を開始。お父さんの飲酒運転撲滅に加え、お子さんの冬休みの自由研究にも活用できる「かもしれない」一石二鳥な便利グッズだ。
ものづくりを通して知る大切なこと。飲酒運転はダメ&手作り体験のすばらしさ
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いくつかの通販サイトをググってみれば、アルコール検知器(アルコールチェッカーなど)はなんと1000円以下でも買うことができる。けれど今回、東海電子が発売を開始した「アルコール検知器 ⼯作キット ALC-Craft」は、あえて製品を未完成状態のキットとしているのがポイントだ。
アルコール検知器という普段はあまりなじみのない電子機器を通して、ものづくりを楽しみながら大人は「飲酒運転がいかに危なくてダメなのか」を、子供は「体験する歓び」を、それぞれ学ぶことができるという。
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キットは16点のパーツから成り、単品が9900円という価格設定。工具がないという人には、必需品のハンダごて、こて台、ハンダがキットに含まれるセットも1万2100円で用意されている。
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こちらが完成品。スケルトンで内部構造が一目瞭然だ。
組み立て説明書のほか、回路図なども内包。5ステップで組み立てていけば、完成だ。できあがった製品はスケルトン状態なので、飲酒検知の原理が一目瞭然となるところもなかなか面白い。
果たしてこれが、メーカーの謳い文句どおりに「飲酒運転防止の啓発の機会」になるや否かは、実際に作って、使ってみなければわからない。だがしかし、ちょっとした親子の対話につながる素敵なきっかけになることは、間違いなさそうだ。
【アルコール検知器を作ってみよう!】アルコール検知器 電子工作キット ALC-Craft
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