2022年2月16日(独現地時間)、メルセデスAMGは、メルセデス・ベンツのBEV(電気自動車)EQEをベースとしたハイパフォーマンスモデル「EQE43 4マティック」と「EQE53 4マティック+」を発表した。

スーパーカー並のパフォーマンスの持ち主

メルセデスAMGが、ミッドサイズサルーンのBEV(電気自動車)、メルセデスEQ EQEに「スポーツマインド」を心ゆくまで注ぎ込んだモデルだ。「EQE43 4マティック」と「EQE53 4マティック+」がラインナップされるが、AMGブランドのBEVとしては、最上級サルーン「EQS53 4マティック+」に続く第二弾となる。

画像: 全長4964×全幅1906×全高1492mm。ブラックグリルパネルがAMGらしさを主張している。

全長4964×全幅1906×全高1492mm。ブラックグリルパネルがAMGらしさを主張している。

ではまず、「EQE43 4マティック」に注目してみることにしよう。4マティック(4WD)ということで、モーターは前後に2つ備えられる。トータルの最高出力は350kW(476hp)を発生、最大トルクは858Nmに達する。そのパフォーマンスは、わずか4.2秒で0→100km/hまで達し、最高速度は210km/hという強烈なものだ。

一方の「EQE53 4マティック+」は、53と+が示すとおりさらに上をゆく実力の持ち主だ。前後2つのモーターのトータル最高出力は460kW(626hp)<AMGダイナミックパッケージ無>/505kW(687hp)<AMGダイナミックパッケージ装着>で、トータルでの最大トルクは950Nm<AMGダイナミックパッケージ無>/1000Nm<AMGダイナミックパッケージ装着>となる。

そのとてつもないスペックには驚きを隠せないが、公表されたパフォーマンスも凄まじいものがある。0→100km/hが3.5秒<AMGダイナミックパッケージ無>もしくは3.3秒<AMGダイナミックパッケージ装着>と、もはやスーパーカーの領域に達する。最高速度は、220km/h<AMGダイナミックパッケージ無>もしくは240km/h<AMGダイナミックパッケージ装着>だ。

そしてこの2台には、スポーツ心をさらに高めてもらおうということで、オリジナルのサウンドでドライビングを楽しめる演出も用意されている。

航続距離は最大で500km超。アグレッシブなスタイルで高性能を主張

画像: 航続距離は「EQE43 4マティック」が462-518km(WLTP)で、「EQE43 4マティック+」が444-518km(WLTP)。

航続距離は「EQE43 4マティック」が462-518km(WLTP)で、「EQE43 4マティック+」が444-518km(WLTP)。

航続距離は「EQE43 4マティック」が462-518km(WLTP)で、「EQE53 4マティック+」が444-518km(WLTP)。搭載バッテリーはどちらも、90.6kWhで、電圧は328Vを有する。充電は急速充電および普通充電にも対応し、日本向けでは双方向充電にも対応するという。

ハイテクノロジーの塊のような「EQE43 4マティック」と「EQE53 4マティック+」だが、エクステリアもそれに負けじと、AMGの専用パーツ(ブラックパネルグリル、Aウイングなど)をまとい、ダイナミックなものとなっている。インテリには、スペシャルなスポーツシートが奢られる。

気になる価格だが、現段階(2022年2月16日現在)ではまだ公表されていない。日本への導入時期も同様だ。

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