2022年4月28日「LONG–AWAITED – A NEW BENTLEY IS COMING」と銘打ったリリースが、ベントレー本国サイトで発表された。続いて5月4日に追加公開された新たな情報を検証すると、「待望された新しい第5のベントレー」とはどうやら、新時代の「ザ・グランド・ベントレー」に他ならないようだ。5月10日の正式発表が俄然、楽しみになってきた。

240億通りの「理想の空間」をチョイス可能

ここからは新たに公表された情報に基づいて、第5のベントレーの魅力を解析していこう。

贅沢極まりないリムジンだけに、パーソナライゼーションについてもかつてないレベルの広がりが予告されている。トリムの仕様だけでも240億通りもの個性の演出が可能だというから、実質的には無限大に異なる仕様があると考えていい。

画像: レザートリムのドアパネルには直径1mmの小さな孔が並び、幻想的な光のコーディネイトでパッセンジャーを穏やかに包み込む。

レザートリムのドアパネルには直径1mmの小さな孔が並び、幻想的な光のコーディネイトでパッセンジャーを穏やかに包み込む。

ダイヤモンドキルティングのシートは、新たなディテールが与えられて後席乗員の身体を穏やかに、かつ確実にホールドしてくれる。ひときわ心地いい空間を作り出すのが、ドアトリムに配された細かなミシン目から漏れるLEDの光だ。

「ベントレー ダイヤモンド イルミネーション」と名付けられたこの照明効果は、リアドア左右にそれぞれ22個配置されたLEDによるもの。あくまでベントレーらしハンドクラフトにこだわりながらも、現代的な様式美を巧みに盛り込んでいるユニークセールスポイントのひとつと言えるだろう。

すべての面で、第5のベントレーは「Wellnes on Board」という価値観を体現している。端的に表現するなら「クルマに乗ることで心と身体を健やかに保つ」といったイメージだろうか。

思えば「ベントレー」のこだわりに満ちたクラフツマンシップの歴史そのものが、ドライバーにとっての「Wellnes on Board」に他ならなかったように思える。それをあえて前面に押し立てた「第5のベントレー」は、どのような感動を体験させてくれるのだろうか。

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