2022年5月26日、ホンダは同社を代表するミニバン「ステップワゴン(STEP WGN)」のフルモデルチェンジを発表。6世代目となる新型ステップワゴンは、「エアー(AIR)」と「スパーダ(SPADA)」の2タイプをラインナップし、5月27日より発売が開始される。

ジェントルな「エアー」、スタイリッシュな「スパーダ」

ホンダの「ステップワゴン」は、日本で販売される代表的ミニバンであることに異論をはさむ人はいないだろう。1996年に初代がデビューし、そのユーティリティの高さから多くのユーザーの心をつかみ、現在まで5世代に渡る歴史を積み上げてきたが、ついに6世代目となる新型「ステップワゴン」がデビューを飾った。グランドコンセプトは、「#素敵な暮らし」だ。

さて、その新型ステップワゴンだが、ボディ形状を違えて「エアー」と「スパーダ」の2つのタイプが設定される。

エアーは、クリーンでシンプルなデザインに細いメッキモールがさりげなく施され、上質感をアピール。かたや「スパーダ」は、リアに向けて伸びやかな流れをイメージできる造形としつつ、ワイドかつ重厚なフロントグリルとボディ下端全周に配置したメッキのモールで、より力強く品格ある佇まいを見せる。

インテリアは、エアーが温かみのあるカラーを用いた明るい室内でリビングのような安心感のある室内空間にする一方、スパーダはスタイリッシュな印象を与えるダークトーンのカラーで上質な室内空間に仕上げられている。

歴代モデルが築いてきた「家族のための大空間」をより進化させ、自分の家にいるような居心地の良さと、新たな使い方が見つかる自由な空間を目指してのことという。加えて、乗る人の視野を安定させ乗り物酔いを起こしにくくするよう、水平基調のインテリアデザインとする工夫も行われている。

また、「スパーダ」にはプラチナ調クロームメッキ加飾のエクステリアと、スエード調表皮&プライムスムースのコンビシートなどが施されたインテリアを持ち、機能の充実も図られた「スパーダプレミアムライン(SPADA PREMIUM LINE)」が設定されている。

画像: e:HEVエアー。上質感漂うエクステリアデザインが特徴だ。

e:HEVエアー。上質感漂うエクステリアデザインが特徴だ。

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